2016.07.01
近畿日本ツーリストグループの持株会社・KNT-CTホールディングス株式会社（東京都千代田区、戸川和良社長）は6月30日、弘前市と「ひろさき地方創生パートナー企業協定」を締結した。

同協定は、同市が定める「弘前市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置付けられた施策を効率的に推進し、地方創生につなげるのが目的。
両者は同協定に基づき、協力して観光旅行商品を企画、同市の宿泊需要の拡大と交流人口の増加による観光消費の拡大を目指す。

同社は、JRグループの青森県・函館デスティネーションキャンペーンに合わせたイベント「幻想天守」を提案（実施期間：9月15日～25日）。
弘前城天守をライトアップし、まわりに海に見立てた青色LEDのイルミネーションを敷き詰め、波のように揺らし、幻想的な景観を創り出すという。

合わせて、同社独自のイベント「ひろさき街歩きデジタルタッチラリー」
（期間：9月1日～30日）も提案、同イベントを含む旅行商品をグループ会社で企画・販売する。

さらに、昨年実施した「現存12天守めぐりツアー」の「現存12天守」を活用した観光プロモーションも継続していく予定だという。