【ニュース】 新地町と明治大学震災復興支援センター、震災後の漁師たちを3年半撮影したドキュメンタリー映画の上映会を7月2日に和泉キャンパスで開催 福島県新地町

2016.06.28
新地町と明治大学震災復興支援センターは、ドキュメンタリー映画「新地町の漁師たち」の上映会を、7月2日に、同大学和泉キャンパス(東京都杉並区)で開催する。
東日本大震災から5年を迎えた今、震災の記憶の風化を防ぐことが目的。

「明治大学震災復興支援センター」は、東日本大震災の復興支援活動の支援などを目的に、2011年5月に同大学が設置した機関。
現在、岩手県大船渡市・宮城県気仙沼市・福島県新地町と「震災復興に関する協定」を締結している。
同センターでは、被災地の教育機関や公共団体からの要請に応じ、祭りや学習支援などの学生ボランティア派遣を行うとともに、同大学でも復興支援に関する教育研究活動の情報収集・調整とその発信を行ってきたという。

今回上映する同映画は、福島県新地町の漁師たちを、2011年6月から2014年11月3日の安波祭までの3年半の期間、撮影した記録映画。
東日本大震災による津波と原発事故が、漁業活動を生業としてきた漁師たちにどのような影響を及ぼしたのかを考えるとともに、福島の漁業者が自立した人間として本操業を行えるよう、また福島が抱える多くの問題を考えるきっかけになるようにと製作された。

当日は、映画監督の山田徹氏と地元漁師との対談も実施する。

映画「新地町の漁師たち」上映会の開催日時は7月2日の13時30分~16時20分 (13時開場)。
会場は明治大学和泉キャンパス図書館ホール(東京都杉並区永福
1-9-1)。
定員は124名(申込不要、当日先着順)、参加費は無料。
主催は福島県新地町、共催は明治大学震災復興支援センター。