【ニュース】 富山県、同県への移住検討者を対象に「とやま移住応援団」制度を開始、各種割引等を提供 富山県富山市

2016.05.24
富山県はこのほど、同県への移住に関心のある人に、移住前後に役立つ各種割引等を提供する「とやま移住応援団」制度を開始した。

移住を希望する人は、東京・有楽町と富山にある富山くらし・しごと支援センターで優待カード「TSUKAENcha」(つかえんちゃ)の交付を受け、
「とやま移住応援団」に提示することで、割引サービスなどの特典を受けることができる。
「つかえん」とは、「使えない」ではなく、「気にしなくていい。大丈夫」を意味する富山弁。
語尾に「ちゃ」をつけるのも富山弁の特徴だという。
20160524富山県

同制度は、「とやま移住応援団」として登録した県内の事業所等から割引等の提供を受け、富山暮らしに関心のある人の富山への移住を後押しするもの。
現在の登録事業所は4業種67事業所で、引き続き登録事業所を募集しているという。

加えて同県では、優待カードの交付を受けた人に、定住セミナーや相談会の開催を案内するメールマガジンの配信や、富山暮らし情報誌「とやま日季」などの送付も行っていくとしている。

対象者は、同県外に在住で同県への移住を検討している人で、富山くらし・しごと支援センターで移住の相談をしている人。
特典内容は、レンタカー会社18事業所の基本料金割引、引越事業者
2事業所の基本料金割引、不動産業者31事業所の仲介手数料割引、自動車教習所16事業所の普通教習料金1万円割引など。
優待カードの有効期限はカード交付の日から3年経過後の最初の年度末。
申込方法は、移住相談時に申込書を請求し、記載後、移住相談をしている富山くらし・しごと支援センター(東京、富山)のオフィスへ提出。