【ニュース】 長浜市、国内初、地方自治体による「観音」がテーマの都内情報発信拠点「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」を東京・上野で3月21日にオープン 滋賀県長浜市

2016.02.26
長浜市(藤井勇治市長)は、都内で同市の情報発信をする新しい拠点
「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」を、東京都台東区上野で3月21日にオープンする。

琵琶湖の北東に位置する同市は、古くから観音信仰が篤く、人々の手によって守り継がれてきた観音像が今も数多く点在する 「観音の里」。
同施設のコンセプトは「東京にある、長浜の観音堂」で、地方自治体の施設としては国内初の「観音」がテーマの情報発信拠点として新設す
る。
長浜産の檜材で造られた館内中央の「観音堂」には、長浜から「お出ましいただく」観音像1体を2か月交代で展示するほか、ギャラリースペースでは同市の観音像についての史料や映像、市の観光情報などを展示するという。
20160226長浜市

同施設がオープンする台東区上野周辺は、美術館・博物館等の文化施設が集積し、芸術鑑賞が目的の来訪者も多いエリア。
同市が2014年3月に東京藝術大学(東京都台東区上野公園)で開催した「観音の里の祈りとくらし展-びわ湖・長浜のホトケたち-」では、21日間で約2万人が来場した。

また、上野のシンボルである「不忍池」は、江戸時代、寛永寺の開祖・天海が琵琶湖に見立て、竹生島になぞらえた弁天島(中之島)を築かせたという歴史を有する。
同市とのゆかりが深く、親和性の高い「上野」から、独自の文化である
「観音」を入り口にした情報発信により、東京圏での認知拡大や観光誘客の促進を図る。

「びわ湖長浜KANNON HOUSE」(びわこながはまかんのんはうす)の所在地は東京都台東区上野2丁目14番27号上野の森ファーストビル
1階。
交通は京成「京成上野」駅より徒歩1分、JR・東京メトロ「上野」駅より徒歩2分。
面積は約70㎡。
開設日は2016年3月21日(予定)。
オープンから2か月間は、聖観音立像(竹生島宝厳寺)を展示予定。