2016.01.25
フージャースグループの株式会社フージャースコーポレーション（東京都千代田区、藤井幸雄社長）は1月22日、宮城県石巻市中央三丁目一番地区第一種市街地市開発事業で建設を進めてきた分譲マンション
「石巻テラス」を竣工した。

同物件は、安全・安心な住まいの提供を目指した災害対応型新築分譲マンション。
同グループが同再開発事業の参加組合員となり、地元関係者や行政の協力を得ながら、震災後のまちなか復興事業の核となるべく約3年間にわたる企画を経て完成した。


石巻市の市街地再開発第1号プロジェクトとなる地上6階建ての同物件では、1階・2階にコンビニ・学習塾・カフェ・雑貨や仕出し弁当店舗等計8店舗と100％完備の自走式駐車場、3階～6階に住居エリアを配置。
万が一の津波等の災害時に備え、住居エリアを地上から高さ約6mの人工地盤上に設け、防災倉庫の設置や避難所として活用できるテラスや集会所を有し、住民への安心かつ安全な住まいの提供を目指した。

また、同グループは、隣接地区で昨年着工した商業・市営住宅・福祉施設・住宅複合開発「立町二丁目五番地区第一種市街地再開発事業」にも特定業務代行者として参画。
今後はこちらのプロジェクトでも今回の再開発事業で培ったノウハウを最大限に生かし、地域の人々とともに石巻市にふさわしいまちづくりに協力していくとしている。

「石巻テラス」の所在地は宮城県石巻市中央三丁目228番（Nウィング）、231番（Sウィング）、石巻市中央三丁目一番地区第一種市街地再開発事業地区内。
交通はJR仙石線「石巻」駅より徒歩8分。
敷地面積は4,025.20㎡（Nウィングが1,967.91㎡、Sウィングが
2,057.29㎡）。
構造は、プレキャスト・プレストレストコンクリート造（一部鉄筋コンクリート造）。
総戸数は77戸（2LDK～4LDK）。