【ニュース】 百戦錬磨、国家戦略特別区域法に完全準拠した日本初の合法民泊サイト「STAY JAPAN」をオープン 東京都大田区

2015.12.08
株式会社百戦錬磨(宮城県仙台市、上山康博社長)は、子会社のとまれる株式会社(東京都千代田区、三口聡之介代表)を通じ、国家戦略特別区域法に完全準拠した日本初の合法民泊サイト「STAY JAPAN」を12月7日にオープンした。

同サイトは、日本の民家に泊まりたいと考える旅行者と、日本各地の空き家・空き室とをマッチングする、これまでにない中長期滞在型合法民泊予約サイト。
とまれる社が2014年4月に開設した「TOMARERU」を、旅行者向けにより分かりやすく、サービス名称を変更してオープンしたものだという。
登録される物件は、すべて国家戦略特区法と各特区区域内の条例等に定められた認定基準を満たした物件としている。
20151208百戦錬磨

同サイトで提供するサービスは、国家戦略特区法第13条にある旅館業法の特例を活用し、急増している空き家・空き室の利活用を提案するモデル。
不動産物件オーナーへの新たなビジネスチャンスを提供するWEBサービスだとしている。

今回のリリースの範囲は、会員登録と空き家・空き室のオーナーがサイト上に物件登録できる機能までとなるが、とまれる社は物件登録者が合法民泊を運営開始するために必要な手続きについて全面的にサポートする。

また、合法民泊の要件の一つとなっている対面による本人確認を実施する一手段として、チェックインカウンターを運営する予定。
さらに、エイブル・京王電鉄・サンセイランディックなど、複数の大手国内企業と協業し、安心・安全な民泊サービスの提供に努めていくとしてい
る。

当初の対象地域は、12月7日に民泊条例を制定した東京都大田区。
同区では空き家・空き室を利用した合法民泊を全国に先駆け2016年1月から実施予定だという。
とまれる社は、大田区の合法民泊開始までに100物件以上を登録予定で、順次合法民泊が開始されていると想定される他地域でも、2016年12月までに合計約3,600物件登録を目指すとしている。