【ニュース】 西日本鉄道、国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」起業家支援企画で西鉄へのビジネスプラン提案コンテストを開催 福岡県福岡市

2015.11.27
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は、起業家やベンチャー企業から西鉄グループへ新たなビジネスを提案する取り組み
「西鉄オープンイノベーションコンテスト」を実施する。

福岡市では昨年、国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」に選出されるなど、起業促進の機運が高まっているという。
同社では、Startup Go! Go! 実行委員会・株式会社日本政策金融公庫と3者で業務提携し、同社所有の「天神明治通りビル」(福岡市中央区天神1丁目15-5)に設置したコワーキングスペースで起業家支援業務に取り組んでいる。
現在、起業家は増えてきているが、起業後の成長段階での支援体制の強化が課題となっているという。

今回は、西鉄グループへの事業提案の場を設けることで、起業家やベンチャー企業の優れたアイデアと西鉄グループのリソースを融合させ、オープンイノベーション(共同研究開発)の促進と、西鉄グループの成長・サービスの向上につなげていくとしている。

「西鉄オープンイノベーションコンテスト」の応募資格は、設立7年以内のベンチャー企業で、IT関連技術を有する企業または、西鉄グループと事業の連携が可能な企業。
募集テーマは、「交通」「都市開発」「暮らし・サービス」「新規事業」での、西鉄グループ事業領域へのビジネスプラン。
選考基準は、革新性、西鉄グループとの連携の実現可能性、事業及びマーケットの成長性など。
優れたアイデアについては事業化を検討する(事業化を確約するものではない)。
平成27年11月27日より受付開始、12月18日に先行締切、平成28年1月15日に最終締切、平成28年1月下旬に最終選考(ピッチコンテス
ト)を行う。

なお、先行締切までに応募すると、コンテスト事務局や西鉄グループ関連部署によるプランのブラッシュアップを受けられるほか、最終締切時にはブラッシュアップした改良後のプランでの応募も可能としている。
応募は特設サイトで11月27日より受付開始。