【ニュース】 日本トイレ協会、11月10日(いいトイレの日)に記念事業を発表、「トイレ品質評価基準」などを策定、11月14日にはシンポジウムを開催 東京都文京区

2015.11.05
日本トイレ協会(東京都文京区、高橋志保彦会長)は、同協会の設立30周年を記念し、11月10日(いいトイレの日)に記念事業を発表する。
発表する記念事業は、「トイレ品質評価基準:グッドトイレ」策定、「第31回全国トイレシンポジウム」開催、「トイレ目安箱」設置の3つ。

このうち、「トイレ品質評価基準:グッドトイレ」は、11月14日に開催する「第31回全国トイレシンポジウム」で概要・方針などを発表する。
策定した評価基準は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、公共的な利用に供されているトイレ(公衆トイレ、駅や高速道路等のトイレ、商業施設のトイレなど、不特定多数が利用できるトイレ)の底上げを図るのが狙い。
設備・メンテナンスなどのガイドラインを定めるとしている。

「トイレ目安箱」では、広く一般の人からのトイレに対する要望や不満などを募集する。
1ヶ月に1回、会員企業が確認し、同協会が課題解決できることを随時、ホームページで発表・実施するという。

第31回「全国トイレシンポジウム ~世界に発信する日本のトイレ-
2020年のその先へ~」の開催日時は11月14日の9時30分~17時。
会場は東洋大学白山キャンパス(東京都文京区白山5-28-20)。
主催は日本トイレ協会、共催は東洋大学、全国町の駅連絡協議会。

なお同協会では、今年8月21日に「トイレ学大事典」(柏書房)を発売している。
同事典では、建築・デザイン・生活・環境・人間工学・歴史・民俗・医学・生理学・理学・化学・経済・哲学・宗教・心理学・法律・都市計画・交通施設・観光・災害・教育といった幅広い視角から、「トイレ」を学問的に解説しているという。
「トイレ学大事典」の価格は1万2,960円(税込)。
総ページ数は418頁、判型はB5判・上製。