【ニュース】 東近江市、旧政所中学校の校舎を活用した道の駅「奥永源寺 渓流の里」を10月10日にオープン 滋賀県東近江市

2015.09.29
東近江市は、「奥永源寺」の国道421号沿いに、旧政所中学校の校舎を活用した道の駅「奥永源寺 渓流の里」を10月10日にオープンする。

同施設が立地する奥永源寺地域は、轆轤(ろくろ)を使って木地の椀や盆といった木地製品を作る職人、木地師発祥の地。
その歴史は、平安時代初期、文徳天皇の第一皇子、惟喬親王がこの地に逃れ生涯を送った際に、親王が轆轤を発明し、その技術を土地の人たちに伝授したことが始まりといわれてる。
20150929東近江市

同施設では、主に「観光情報発信機能」と「コミュニティ機能」の2つの機能を担う。
同市の東側の玄関口としての「観光情報発信機能」では、鈴鹿山脈のトレッキングや登山を楽しめるよう鈴鹿10座を選定、情報発信を行う。
地域の生活の拠点としての「コミュニティ機能」では、市役所の出張所や診療所の機能なども有するとしている。

また企画や運営面では、地元住民による「渓流の里サポーターズ」を設立、地域の人が積極的に携ってもらう取り組みも実施する。

なお、10月10日~12日はオープニングイベントを開催。
特産品などのバザー、ステージイベントのほか、地域の木工作家などによる展示・即売会や、愛知川水系に棲む魚の展示などを行う。

道の駅「奥永源寺 渓流の里」の所在地は滋賀県東近江市蓼畑町510番地。
駐車場は45台(小型車36台、大型車5台、身障者用4台)。