【ニュース】 西日本鉄道、九州産食品などの輸出販売事業に参入、第一弾では台湾の商社へ九州産プレミアム焼酎を出荷 福岡県福岡市

2015.02.20
西日本鉄道株式会社(福岡県福岡市、倉富純男社長)は2月19日、九州産の食品などを輸出販売する事業に参入すると発表した。
同事業は、西鉄グループが流通業で培ったルートを活用し、農産物等を九州各地から広く集め、西鉄グループの国際物流ネットワークに乗せ、東南アジアを中心とする海外へ輸出するというもの。
海外の卸売業者を中心とする販路の開拓や、決済業務も行なうとしている。


同社では先月、同事業の第一弾として、台湾の商社へ九州産プレミアム焼酎を出荷。
商品の輸送や通関手続きなどについては、同社国際物流事業本部と台湾の現地法人NNR GLOBAL LOGISTICS TAIWAN INC.が実施した。
事業主体は西日本鉄道株式会社新規事業・観光レジャー事業部。
事業内容は貿易契約(商品・取引先の情報収集、契約交渉・締結など)、海外取引決済(代金決済、所有権移転など)。
なお同社では、東京都中央区に国際物流事業本部を設置しており、世界24の国と地域で95都市(平成27年1月現在)に拠点を置いている。