2015.02.10
「あべのハルカス」（大阪市阿倍野区）は、今年3月7日の開業1周年を記念し、高さ300mの日本一の超高層を支える建築設備などを観覧する「あべのハルカス探検ツアー」を3月5日より実施する。
同ツアーは、ハルカス300（展望台）の入場券をセットにしたツアーで、話術巧みなアテンドスタッフが、普段は決して立ち入ることができないバックヤードを案内。
バイオガス設備などの環境技術や、制振装置などの構造技術を分かりやすく説明する。
同ツアーを通じ、日本一の超高層ビルを支える建築技術や環境に配慮した仕組みを知ってもらうことで、「あべのハルカス」全体を満喫してもらいたいという。

主な見学場所は、17階吹き抜け（オリエンテーションを実施）、地下5階の雨水貯留槽・バイオガス設備（生ゴミを発酵・分解させ、メタンガスを取り出す設備）、15階のメガブレース（耐震のための斜材の一種）・各種発電設備、56階の制振振り子（地震や風による建物の揺れを抑制するための設備）、58階のハルカス300（展望台）。
解散後は自由行動となる。
「あべのハルカス探検ツアー」の実施日時は3月5日からの毎週木曜日、第1回目が11時～、第2回目が14時～、所要時間は1時間程度。
ツアー料金（税込み）は大人が3,300円・中高生が3,000円・小学生が2,600円（4年生以上）、料金にはハルカス300（展望台）の入場料金を含む。
募集定員は各回15名程度。
なお、小学4年生未満の子供と、自力で階段移動が困難な人は参加できない。
申し込みは「あべのハルカス探検ツアー」のホームページより。
ツアー当日に空席があった場合、実施日当日も受け付ける（申し込み場所は、あべのハルカス2階「ハルカス300」チケットカウンター）。
なお、「団体オプションツアー」については、上記実施日時以外でも、あべのハルカス探検ツアー予約センターで受け付けるという。