【ニュース】 起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!サンパウロたちねぷたプロジェクト2015実行委員会、東北の巨大ねぷたを1万8,000km先のブラジルカーニバルで披露 青森県五所川原市

2015.01.05
「起ちあがれ東北! ありがとうBRASIL! サンパウロたちねぷたプロジェクト2015」実行委員会は、ブラジル・サンパウロで行われるサンバカーニバルで、2月13日~18日の期間、五所川原市が所有する14mの「たちねぷた」を披露するプロジェクトを実施する。
同プロジェクトは、「日伯修好通商航海条約120周年」を迎える2015年に、160万人の日系人が暮らすブラジルで日本の本物の祭りを披露することで、日伯の文化交流に寄与するというもの。
さらに、2016年リオデジャネイロオリンピック、2020年東京オリンピック開催に向け、サンパウロ市と五所川原市を中心とした東北全域への観光客誘致や経済の活性化にも貢献するとしている。
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同プロジェクトでは、サンパウロサンバカーニバル1部リーグの有力チーム「アギア・ジ・オウロ」が協力。
たちねぷたは、「アギア・ジ・オウロ」のカーニバルパートで山車の一つとして出場する。
出場するのは、震災後に復興の祈りをこめて製作されたたちねぷた「復興祈願 鹿嶋大明神と地震鯰(なまず)」。
東日本大震災後の義援金や重機を使ったがれきの撤去、様々な物資の寄贈など、ブラジルからの支援に対する感謝の気持ちが込められているという。
加えて、「アギア・ジ・オウロ」のカーニバルパートには、同プロジェクトの実行委員であり、発起人でもあるファッションデザイナーのコシノジュンコ氏、五所川原市平山誠敏市長のほか、現地在住の日本人や日系人のダンサーが参加し、参加者はコシノジュンコ氏がデザインした法被を衣装として着用する予定としている。
「起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!サンパウロたちねぷたプロジェクト2015」の実施期間は2015年2月13日~18日。
実施場所はブラジル・サンパウロSambódromo do Anhembi (サンボードロモ・ド・アニェンビー)。
主催は起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!サンパウロたちねぷたプロジェクト2015実行委員会(JUNKO KOSHINO株式会社、特定非営利活動法人国際交流促進協議会ほか)。