【ニュース】 JR九州ファーム、長崎県で農業初参入、松浦市でアスパラガスとブロッコリーの栽培を開始 長崎県松浦市

2014.12.24
JR九州ファーム株式会社(佐賀県鳥栖市)は、長崎県での農業に初参入、 松浦市でアスパラガスとブロッコリーの栽培を開始する。
産地となる松浦市馬込地区は、緩やかな丘陵地に平野部が点在する地域。
また、対馬海流の影響を受けた海洋性気候であることから比較的温暖な地域でもあり、松浦市農業の中心地帯となっている。


長崎県は、アスパラガス生産量が全国4位、ブロッコリーが生産量は全国6位。
特に春のアスパラガス生産量は九州が大半を占めており、松浦市はアスパラガスを地域の振興品目と位置づけ、生産量の拡大に取組んでいる。
栽培面積はアスパラガス約3.3ha(ハウス栽培)、ブロッコリー約2ha(露地栽培)。
目標収穫量はアスパラガス約100トン、ブロッコリー約18トン。
2年かけて栽培面積を拡大し、5年後に目標収穫量を目指す。
栽培開始は、アスパラガスが平成27年10月、ブロッコリーが平成27年8月。
栽培開始までの間、農場長予定者(JR九州ファーム社員)は指導農家の農場で栽培技術を学ぶ。