【編集部取材】 三井不動産グループとホンリョングループ、初のダブルブランド・ホテル「ミレニアム 三井ガーデンホテル東京」を12月17日にオープン、ホテル内部をメディアに公開 東京都中央区

2014.12.16
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)・株式会社三井不動産ホテルマネジメント(東京都港区、足立充社長)・ミレニアム&コプトーンホテルズ(シンガポール、ウォン・ホンレンCEO)は12月15日、開業間近の「ミレニアム三井ガーデンホテル東京」(東京都中央区)で記者発表会を開催、ホテルの内部をメディア向けに公開した。
同ホテルは、東京メトロ「銀座」駅より徒歩2分、東京メトロ「東銀座」駅より徒歩1分の立地。
ミレニアム&コプトーンホテルズを傘下に収めるホンリョングループが土地・建物を所有し、三井不動産グループが賃借しホテル運営を行う。
世界24カ国で展開する「Millennium&Copthorne Hotels(ミレニアム アンド コプトーン ホテルズ)」と「三井ガーデンホテルズ」のダブルブランド・ホテルとして、12月17日にオープンする。
「Millennium(ミレニアム)」ブランドとしては日本進出第1号店になると同時に、三井不動産グループとのJVによるホテル事業としても日本第一号店になるという。
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10時30分より行われた記者発表会では、三井不動産アコモデーション事業本部ホテル事業部の鴉田隆司(からすだたかし)部長、ミレニアム&コプトーンズホテルズのウォン・ホンレンCEO、三井不動産ホテルマネジメントの足立充社長が登壇、ホテルの概要説明や質疑応答を行った。
東京エリアにある三井ガーデンホテルズの外国人宿泊客比率は、2012年4月~9月期の14.7%から、2014年4月~9月期には30.0%に拡大。
今回オープンする同ホテルでは、外国人宿泊客比率を50%と見込む。
ホテルが立地する場所は、日本屈指のラグジュアリーブランドの集まる街・銀座の中でもとくに中心に位置する。
篭を編んだような建物外観には「織る(Weave)」という意味が込められており、内装はアジアン・ミニマリズムのデザインで表現した。
価格的には、同エリアでは最高価格帯にランクされるホテルとなる。
また、三井ガーテンホテルズでは、同じ銀座エリアで「三井ガーデンホテル銀座プレミア」を2005年に開業しているが、今回オープンする同ホテルは、既存の「銀座プレミア」とともに、同ホテルチェーンのフラッグシップになるという。
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11時30分より行われたメディア向け内覧会では、一部客室やレストラン、エントランスなどが公開された。
同ホテルの客室は、ダブル219室・ツイン97室・トリプル7室・アクセシブル(バリアフリー)6室の合計329室。
全室天井高3m、バスをガラス張りにするなど、開放感のある空間とした。
また、銀座・ミキモト コスメティックスとコラボした「パールルーム」や、日本橋・箔座とコラボした「箔座 金箔ルーム」など、スペシャルコンセプトルームなども設置。
宿泊プランについても、歌舞伎座で行われる人気の演目「十二月大歌舞伎」鑑賞チケット付きプランや、銀座三越の厳選サービスチケット付きプランなどを設定した。
日本を代表する老舗ブランドや伝統技術を有する施設とのコラボレーションにより、世界に向けてクールジャパンを発信するという。
「ミレニアム三井ガーデンホテル東京」の所在地は東京都中央区銀座5丁目11番1号、交通は東京メトロ「銀座」駅より徒歩2分、東京メトロ「東銀座」駅より徒歩1分など。
敷地面積は1,169.86㎡、延床面積は1万3,428.69㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上14階地下1階棟屋2階。
客室数は329室、付帯施設はレストラン(地下1階)。