【ニュース】 タカラレーベンなど、那珂川町の旧ゴルフコースにメガソーラー発電所を建設 栃木県那珂川町

2014.12.10
株式会社タカラレーベン(東京都新宿区、島田和一社長)・日立造船株式会社(大阪市住之江区、谷所敬社長)、ソーラーフロンティア株式会社(東京都港区、平野敦彦社長)はこのほど、大規模太陽光発電所(発電出力15MW)の建設工事を開始した。
同事業は、タカラレーベンが所有する栃木県那珂川町の旧ゴルフコースにメガソーラー発電所を建設するもの。
発電した電力は再生可能エネルギー特別措置法(固定価格買取制度)に基づき、電力会社に全量を売電する予定。
建設にあたっては、日立造船がEPC(設計、調達、建設)を、ソーラーフロンティアが実発電量に優れ経済的なCIS薄膜型太陽電池モジュールの供給を担当する。


同事業では、特別高圧規模のメガソーラーでは日本国内で初めて小型分散型パワーコンディショナーを採用。
初期投資とランニングコストの低減を図るとともに、故障時の発電量喪失におけるリスク分散も行う。
また、基本的に造成工事を行わない環境にやさしい設備設計とするほか、特別高圧受変電設備を栃木県内で生産するなど、地域貢献にも配慮するとしている。
メガソーラーの所在地は栃木県那須郡那珂川町三輪。
敷地面積は約40万㎡。
設備規模は太陽電池出力19.8MW(太陽電池モジュール165W×12万枚)、パワーコンディショナー15MW(20KW×750台)。
発電出力は15MW、想定年間発電量は約2,100万kWh(一般家庭約3,700世帯分の年間消費量に相当)。
想定年間CO2排出削減量は約1万1,000t。