【ニュース】 あわえ、地域に散在する写真を収集・保管・利活⽤するデジタルフォトサービスを開始、第1弾では徳島県美波町での導入が決定 徳島県美波町

2014.12.10
地域活性に係る各種プロデュース事業を展開する株式会社あわえ(徳島県美波町、吉⽥基晴代表)は、各家庭や行政・企業等が保持する古写真を収集・保存・利活用するデジタルフォトサービス「History Photostock GOEN(ヒストリーフォトストックゴエン、GOEN)」を12月9日に開始した。
「GOEN」は、地域住民に対する行政サービスで、古写真を個人宅や企業・行政等から収集、スキャンしてクラウドサーバー上で保存・管理するとともに、地域資産として利活用できるサービスとして開発した。
第1弾では徳島県美波町での導入が決定しており、今後は全国の地方自治体への導入を推進する計画だという。
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同サービスでは、写真の保存・管理をはじめ、写真所有者へのインタビューなどを通じてその写真にまつわるさまざまな情報を付加させながら資産価値を向上させることで、地域サービスや観光資源として有効活用するなど、活用範囲の拡大および活用頻度の向上を図るとしている。
スマートフォン・タブレットでは、GPS機能と写真・情報が連動し、地図上にマッピングすることにより、町を歩きながら、今いる場所の過去の写真が閲覧可能となり、観光促進などの効果が期待できるという。
さらに、上映イベントを開催することで、同世代で当時を懐かしんだり、高齢者から若者へ昔の町の様子を伝承したりするなど、写真を介した地域コミュニケーションの機会創出につながるとしている。
同社では今後も過疎化が進む美波町で地域課題の解決モデルを構築するとともに、同様の課題を抱える他地域に対して各種解決モデルを提供することで、「地方創生」に向けて全国各地の地域振興を支援していくとしている。