【ニュース】 アクセンチュアなど、会津若松市でモバイル端末を使用したクレジットカード決済サービス導入支援事業を受託 福島県会津若松市

2014.09.19
アクセンチュア株式会社(東京都港区、程近智社長)はこのほど、モバイル端末を使用したクレジットカード決済サービスの導入戦略策定と、その実行に係る事業を受託したと発表した。
復興庁「『新しい東北』先導モデル事業」の一環。
同事業では、会津若松市内の店舗にモバイル端末を導入、これを利用し、クレジットカード決済サービス「Coiney」の開発・提供を行うコイニー株式会社(東京都渋谷区、佐俣奈緒子代表)が決済サービスを提供する。


同サービスは、コイニーから提供される専用のカードリーダーをスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末のイヤホンジャックに挿入し、「Coiney」のアプリケーションをダウンロードするというもの。
現時点でクレジットカード決済端末機を持たない店舗でも、導入費用・月額費用とも無料で決済サービスを利用可能となる。
なおアクセンチュアは、会津若松市内の100店舗で同システムの導入を支援、プロジェクトの企画・推進・効果検証を担う。
具体的には、同サービスを普及させるための施策を検討し、地域で店舗を営む事業者を対象にしたセミナーなどを通じ、サービスの導入を促すとしている。
また、サービス導入前後の売上動向を分析し、クレジットカード決済導入による消費誘発効果を検証するほか、クレジットカード売上の一部を地域に還元、地域経済の振興に活用するモデルの検証も行うという。
今後は、9月21日~23日に会津若松市の鶴ヶ城で開催される「會津十楽」にブースを出展する店舗が同サービスを導入し、実際の運用を開始する。
また、9月24日には、会津若松市内の事業者を対象とした導入支援セミナーを実施する予定。