【ニュース】 東北芸術工科大学の学生ら8名、「みちのく潮風トレイル」に参加、青森県八戸市から福島県相馬市の三陸沿岸を徒歩で踏破 青森県八戸市

2014.08.21
東北芸術工科大学(山形県山形市、根岸吉太郎学長)は、環境省主催のプロジェクト「みちのく潮風トレイル」に学生4名が参加、青森県八戸市から福島県相馬市の三陸沿岸を徒歩で踏破すると発表した。
参加期間は8月20日~9月12日の24日間。
環境省は、東日本大震災で津波の被害を受けた東北地方太平洋沿岸地域を長距離自然歩道に設定。
「歩くための道」として新たに策定されたこの道は、東北沿岸部を南北につなぎ、交流を深めるための道として整備が進められているという。


参加メンバーは、震災からの復興活動を行う同大学の組織「福興会議」に所属する仙台市出身の学生を中心とした4名と、京都造形芸術大学・東京藝術大学・立命館大学・秋田公立美術大学の各1名を加えた合計8名。
8名は2チーム(各4名ずつ)に分かれ、青森県八戸市から南下するチーム、福島県相馬市から北上するチームでそれぞれ350km(1日約15km)を歩き、中間地点となる岩手県大船渡市三陸町「恋し浜駅」を目指す。
東北の沿岸部を歩きながら、豊かな自然・景観を身を持って味わい、その地で暮らす人と出会い、ぬくもりに触れるほか、津波の痕跡や自然の脅威を真摯に受け止めながら、東北ならではの魅力を五感で体感。
「あるいて、つないで、みちになる。」をテーマに、学生目線でトレイル体験をfacebookで発信するとしている。