【ニュース】 バンタン、朝日新聞社の不動産をフードビジネスで有効活用、地域活性化プロジェクトを立案 東京都渋谷区

2014.05.20
クリエイティブ分野のスクール運営事業を手掛けるVantan(バンタン、東京都渋谷区、長澤俊二代表) は、株式会社朝日新聞社(大阪府大阪市、木村伊量社長)が保有する不動産を有効活用し、地域活性化の事業計画を立案するプロジェクトを実施する。
同プロジェクトは、バンタンのレコールバンタンカフェオーナー研究科と、朝日新聞社のメディアラボとのコラボレーションにより、朝日新聞社が首都圏に保有する不動産をカフェなどのフードビジネスへ転換するというもの。
5月14日にレコールバンタンで行われたオリエンテーションでは、朝日新聞社メディアラボの担当者が今回のプロジェクトの目的を説明。
学生たちは今後、9月中旬に実施予定の選考会に向け、市場調査や事業計画、商品開発を進めていくという。


昨年発足した朝日新聞社のメディアラボは、社内で新事業・新商品開発に積極的に取り組む組織。
一方、レコールバンタンは、在学中から企業の抱える課題解決に取り組むことで即戦力人材の育成を行ってきた。
今回のプロジェクトは、両者が共感し、実現に至ったものだという。
今後、レコールバンタンカフェオーナー研究科の学生26名は、朝日新聞社が東京都・神奈川県・埼玉県に保有する不動産5件を対象に、フードビジネスの側面から事業化を目指した企画を立案する。
立案された企画については、レコールバンタンと朝日新聞社メディアラボのメンバーなどで構成される審査委員会によって優秀賞を決定、「事業性がより高い」と判断された企画は、朝日新聞社メディアラボによって事業化される可能性があるとしている。