【ニュース】 富山県、ニューヨーク市で「とやま伝統工芸PR展示会」を5月16日~22日に開催 富山県富山市

2014.05.13
富山県は、同県の伝統工芸品の海外展開を支援するため、ニューヨーク市で「とやま伝統工芸PR展示会」を5月16日~22日に開催する。
同県には、高岡銅器や井波彫刻、高岡漆器のほか、スティーブ・ジョブズも愛したという越中瀬戸焼など、優れた技と長い歴史を持つ伝統工芸品が多数存在する。
近年は、ライフスタイルの変化や国外からの安価な商品の流入など、伝統工芸品産業をとりまく環境は厳しさを増しているが、国のクールジャパン戦略などにより、日本の伝統工芸品は海外から注目を集めているという。


開催初日となる5月16日には、在ニューヨーク日本国総領事館総領事・大使や現地美術品コレクターなどを招き、富山県知事が出席してオープニングイベントを開催する。
出品作品は、大澤光民氏・般若保氏による高岡銅器の作品や、釋永由紀夫氏による越中瀬戸焼の作品、伝統工芸の技術を活かした錫製品、螺鈿ガラスなどの商品群。
併設企画では、同県の伝統工芸品を器にしたニューヨークのシェフによる料理の提供や、県伝統工芸品の酒器を使用した地酒の試飲会(オープニング時のみ)、同県のPR映像やパンフレットやポスター掲出等による観光PRを実施する。
「とやま伝統工芸PR展示会」の会期は5月16日~22日(18日・19日は休み)。会場はニューヨーク市・大西ギャラリー。