2022.03.17
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は、同社がこれまで構想として検討を進めていた、JR「博多」駅(福岡市博多区)の線路上空を立体的に活用する「博多駅空中都市構想」を「博多駅空中都市プロジェクト」とし、2028年末の竣工に向けて事業着手する。
同プロジェクトは、博多駅周辺地区で福岡市が主導する「博多コネクティッド」を推進し、博多駅の活力とにぎわいをさらに周辺につなげるため、同駅線路上空に新たな「都市」をつくるもの。
ポストコロナに向け、国際ビジネス都市・国際観光都市に相応しい機能を備え、博多口と筑紫口の回遊性を高め、にぎわいのある街並みを創出することで、福岡を「世界から選ばれるまち」に高めていくとしている。

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2022.03.14
株式会社サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)は、福岡市営地下鉄七隈線「天神南」駅より徒歩1分、渡辺通りで計画中のオフィスビル「(仮称)S-GATE FIT 天神南」(福岡市中央区)の開発に着手した。
同物件は、オフィス変革期の幅広い要望に応えるオフィスブランド「S-GATE FIT」シリーズとして開発するもの。
九州エリアでの同シリーズの展開は初となる。
天神エリアでは現在、「天神ビックバン」により、老朽化したビルをインテリジェントビルへ建て替えるとともに、広場や歩行者空間などの賑わい・憩い空間を一連して整備する再開発計画が進行中。
また、七隈線は2022年度に博多駅まで延伸予定で、さらなるアクセス向上が期待されているという。

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2022.03.11
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)と西部ガスグループの西部ガス都市開発株式会社(福岡市博多区、佐藤操社長)は2022年3月11日、「研究開発次世代拠点」(福岡市西区)を着工する。
竣工予定は2023年3月上旬、開業予定は2023年3月下旬。
「研究開発次世代拠点」は、九州大学と連携した次世代の研究開発拠点の形成を進めるため、ダイハツ九州株式会社(大分県中津市、日野克浩社長)と福岡市が所有していた土地を活用した事業。
大和ハウス工業と西部ガス都市開発が事業主体者として約3万
1,000㎡の土地を購入し、「知と感性と創造を育む『結び目』となる拠点」をコンセプトに、研究開発施設を主体とした複合施設を開発する。
同施設は、レンタルオフィスやレンタルラボ、物販店舗「BOOK & CAFE」、アウトドアショップ、飲食店、学生向け賃貸マンションなどで構成するという。

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2022.03.11
イオンモール株式会社(千葉市美浜区、岩村康次社長)は、地域創生型商業施設「THE OUTLETS(ジ アウトレット)」業態の2号店となる「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」(北九州市八幡東区)を2022年4月28日に全館グランドオープンする。
同社では、同施設とブリッジで連結するイオンモール八幡東を一体事業として位置付け、運営。
同施設に出店予定の北九州市の新科学館「スペースLABO」
「KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY」、八幡東田地区内の博物館群と併せ、北九州市等の関係機関との共創により、八幡東田地区での「学び」を通じた拠点性(エデュケーションツーリズム拠点)の確立を目指す。
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2022.03.07
オリックス・ホテルマネジメント株式会社(東京都港区、似内隆晃社長)は、「ORIX HOTELS & RESORTS」のオリジナルブランド「CROSS HOTEL(クロスホテル)」のシスターブランドとして、カジュアル・ライフスタイルブランド「CROSS Life(クロスライフ)」を新たに立ち上げる。
「クロスホテル」は、2007年開業の「クロスホテル札幌」以降、大阪、京都と日本国内の主要都市に開業。
開業当初より、「地域とのつながり」をコンセプトに地域の魅力を発信、新たな体験を届けてきたという。
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2022.03.04
商業物流サービス事業を手掛ける西濃運輸株式会社(岐阜県大垣市、小寺康久社長)はこのほど、2021年7月に横須賀~新門司間で新航路を開設した東京九州フェリー(北九州市門司区、小笠原朗社長)を利用した定期輸送を開始した。
フェリー輸送には、大容量のスピード輸送、安全・安定の輸送品質、労働力の省力化、環境にやさしい輸送といったメリットがある。
災害時の機能継続や早期復旧機能の確立を図るため、BCP(事業継続計画)対策の観点から、今回の利用が可能になったという。
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2022.02.28
JR九州電気システム株式会社(福岡市博多区、小林宰社長)は、「博多」駅(福岡市博多区)~「鹿児島中央」駅(鹿児島県鹿児島市)間の新幹線構造物内に光ファイバケーブルを敷設、光ファイバ心線賃貸サービスを2022年3月1日より開始する。
情報通信サービスの高品質化・多様化に伴い、国内のデータ通信量は年々増大する傾向にあるという。
今回、同社が開始する光ファイバ心線賃貸サービスは、頑強な新幹線構造物上に敷設されているため、高い安全性が特徴。
高品質で高信頼の光ファイバ心線を提供することで、通信事業者やデータセンター、システムインテグレータ事業者に留まらず、大容量のデータ回線を必要とする様々な業種の事業者等にインフラ面で貢献するとしている。
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2022.02.25
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)・九州電力株式会社(福岡市中央区、池辺和弘社長)・西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)の3社は、福岡市青果市場跡地(福岡市博多区)で開発中の「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」を2022年4月25日にグランドオープンする。
九州初進出の「ららぽーと」となる同施設では、出会いを生み出す多彩な「パーク(広場)」をはじめ、活気あふれる空間を施設全体に創出。
リアル空間だからこそ実現できるスポーツや食の魅力発信、質の高い教育にも積極的に取り組み、世代を超えて人と人がふれあい、つながり、「感動」を共有できる施設を目指すという。

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2022.02.21
上空シェアリングサービス「Sora:Share(ソラシェア)」の運営を手掛ける株式会社トルビズオン(福岡市中央区、増本衛代表)は、宗像市(伊豆美沙子市長)と共同で、イオン九州株式会社(福岡市博多区、柴田祐司社長)の協力のもと、宗像市自由ヶ丘地区でドローンを使用した物流配送実証実験を2022年3月6日(予定)に実施する。
同地区では、「サービスが人の近くに移動してくる社会」という概念について検証を行うため、積極的な実証実験を行っているという。
2021年10月からは、商業施設や店舗が人の元へ移動し、サービスを提供する次世代移動型店舗の「ショップモビリティ事業」の実験を行い、今回のドローン配送実証実験では、より個別で自由度の高いサービスを住民の元に届けるためのサービスの実証を行う。

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2022.02.18
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)は、2022年3月26日より、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅~「大牟田」駅間の特急列車で、自転車を折りたたまずそのまま車内に持ち込める「サイクルトレイン」を本格実施する。
移動手段だけではなく、気軽なアウトドアレクリエーションとしても注目される自転車を活用し、沿線地域の新たな賑わい創出を図るのが目的。
同社では、「サイクルトレイン」の実証実験を2021年10月~12月に実施し、実証実験期間中に得たアンケートや利用客の意見をもとに検証をすすめ、本格実施に向けて検討してきた。
本格実施では、一般利用者と自転車利用者との混雑緩和策を図るため、事前予約制とすることに加え、全車両に持込可能とし、車両1両あたり自転車持ち込み台数を2台までとする。
また事前予約は、LINE上に予約システムを導入、持込料金と普通乗車券をLINE上で購入可能にするという。
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