2020.07.14
酒田市(丸山至市長)・日産自動車株式会社(横浜市西区、内田誠社長)・山形日産自動車販売株式会社(山形県鶴岡市、小関眞一社長)の3者は7月13日、電気自動車を活用する「災害連携協定」を締結した。
同協定は、酒田市が電気自動車(EV)の普及を通じ、地域課題解決や環境負荷の低減に取り組むと共に、地震災害等による大規模停電が発生した際、同市が指定する避難所等で、山形日産自動車販売より貸与される電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源として活用、避難所の円滑な運営を行い、市民の安全確保に努めるというもの。
同市は、東日本大震災の教訓を踏まえ、「致命的な被害を負わない強さ」と「速やかに回復するしなやかさ」を備えた「強靭な国土づくり」を推進することを目的として、「酒田市国土強靭化地域計画」を策定、防災対策に積極的に取り組んでいる。
今回の同協定締結もその一環。
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2020.06.15
Jリーグに加盟するプロサッカークラブの「モンテディオ山形」(山形県天童市、相田健太郎代表)はこのほど、株式会社メンドレス(東京都千代田区、新関広樹代表)と共同し、山形県で生産されたフルーツ等の名産品を全国から「お取り寄せ」出来るECサイト「山旬モール」を開設した。
同サイトは、山形の生産者を支援するのが目的。
「モンテディオ山形」は同取り組みの応援パートナーに就任、メンドレスが運営を行う。
第1弾では、山形が日本一の生産量を誇る「さくらんぼ 佐藤錦」の取扱いを開始した。
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2020.05.08
酒田市(丸山至市長)と株式会社チェンジ・ザ・ワールド(山形県酒田市、池田友喜代表)は5月7日、酒田市役所内で共同記者会見を実施、庄内応援チケットサービス「もっけ玉」内で、5月15日より「酒田市特別応援チケット」を販売すると発表した。
「酒田市特別応援チケット」は、「もっけ玉」チケット購入者に対し、酒田市が購入金額の2割を助成するチケット。
チケット購入者に対し2割を酒田市が助成することにより、購入・消費を促進し、間接的に店舗を応援する。
一店舗あたり助成上限額は5万円で、酒田市内に店舗があることがチケット発行の条件となる。
「酒田市特別応援チケット」は「もっけ玉」内で酒田市内の300店舗の利用を目指す。
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2020.03.18
観光果樹園「王将果樹園」と直営カフェ「oh!show!cafe」を運営する農業生産法人の株式会社やまがたさくらんぼファーム(山形県天童市、矢萩美智代表)は、果樹園の隣に宿泊し、田舎暮らしを実感してもらいながら、さくらんぼ収穫期の労働力を確保することを目的に、農業体験をした時間を宿泊料に充当する新たな農泊プラン「体“換”農泊」の募集を4月1日より公式ホームページで開始する。
同社ではこれまで、付近のビジネスホテルに宿泊してもらうことで、農業支援ツアーを受け入れてきた。
ツアーを受け入れる中、参加者のニーズは「より地域に深く関わること」「第二の故郷のような“繋がり”を感じること」であることが分かったという。
今回開始する農泊プラン「体“換”農泊」は、こうしたニーズと、さくらんぼの収穫期である5月6月を中心に労働力が不足する農業ならではの課題をマッチングさせたもの。
離農した農家の自宅を買い取って宿泊地に転用し、新たな農泊を体感する場として活用することで、参加者は果樹園をより身近に感じると共に、気軽に地域の人々との交流が図れ、本格的な農業体験が可能になるという。
更に、農業体験をした時間を参加者の宿泊料に充当することで、参加者の充実した農泊体験と、労働力の確保を両立するとしている。
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2020.03.18
山形県はこのほど、県内初となるご当地サーモン「ニジサクラ」をお披露目した(写真は「ニジサクラ」の名称を発表する吉村美栄子知事)。
「ニジサクラ」は、「ニジマス」並みに育てやすく成長の良い大型マスでありながら、身の色は鮮やかなサーモンピンクで適度に脂が乗り、「サクラマス」の上品な食味を併せ持ったご当地サーモンだという。
今後は、試験出荷やPRを進めながら、年間を通して出荷することができるよう生産を拡大し、令和4年度には、同県内の温泉旅館やホテル、飲食店などで本格販売する予定。
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2020.03.13
山形県は、同県の魅力を若者の視点で分かりやすく映像で発信するため、東北芸術工科大学(山形県山形市、中山ダイスケ学長)に動画制作を委託、このほど令和元年度制作分の動画10本をyoutubeで公開した。
制作のテーマは、同県の自然や食・伝統文化等を一体的に紹介する山形県総合情報誌「真 山形」の「巡る」編のコンセプトに沿ったものとした。
動画は、同大学映像学科の2年生60人が前期・後期でそれぞれ5チームに分かれて企画から撮影・編集までを行い、ときには自ら役者となって演じながら、完成させたという。
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2020.01.30
雪祭り実行委員会(寒河江市さくらんぼ観光課)は、「第5回やまがた雪フェスティバル」を1月31日~2月2日に寒河江市で開催する。
同フェスティバルは、山形県内各地で開催される雪まつりのオープニングイベントとして位置付けられているもの。
昨年度は約23万人の来場者で賑わったという。
今年は、記録的な暖冬・少雪により、イベント内容を一部変更して実施する。
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2019.12.13
鶴岡市(皆川治市長)と株式会社野村総合研究所(東京都千代田区、此本臣吾会長兼社長)は12月12日、鶴岡市が進める「デジタル化による構造改革事業」で連携活動に係る基本合意書を締結した。
同市では、今年度より第2次鶴岡市総合計画をスタート。
同総合計画では、デジタル時代の経済社会像を展望し、デジタル技術の浸透による社会・産業・企業の変化の方向性を捉えた上で、進行する少子高齢化や地域活性化などの社会課題等の解決を図るとしている。
今回の基本合意書は、同市とまちづくりやデジタル化に関する豊富な知識・技術・ソリューションを保有する野村総合研究所が相互に連携、同事業を推進し、官民連携による実現方策を検討するというもの。
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2019.12.10
蔵王温泉(山形県山形市)の次世代を担う50歳以下の8名が11月
26日、蔵王温泉エリアの観光活性化を目的とした新会社「株式会社湯50」(山形県山形市、伊東健太郎社長)を設立した。
設立にあたっては、地域活性化のノウハウや金融面でのサポートの観点から、NECキャピタルソリューション株式会社(東京都港区、今関智雄社長)も共同で出資。
地域の不動産のリノベーションや、宿泊・飲食施設の誘致など、街並みの整備事業に取り組む。
スキー場と温泉街が隣接し、秋の紅葉も美しい蔵王温泉エリアは、バブル景気やスキーブームがあった1990年代には賑わいを見せていたが、スキーブームの終焉や団体旅行の減少などに伴い、観光客は年々減少。
1992年には年間約250万人が訪れていた観光客は、ピーク時の半数以下となる年間約120万人にまで落ち込み、商店や宿泊施設の休廃業も増えているという。
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2019.11.27
南陽市(白岩孝夫市長)は、今世紀中の消滅が危惧されている「白竜湖」の環境を蘇らせるため、「ふるさとやまがた白竜湖再生プロジェクト」を始動、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングにより、全国から寄附を募集する。
のどかな田園風景にたたずむ白竜湖は近年、⽔質の富栄養化によるヒシが繁茂、湖面も浅くなり、今世紀中の消滅が危惧されている。
同プロジェクトでは、段階的に湖面からヒシを除去し、水質改善により、白竜湖周辺の景観を保全するとともに、採取したヒシの農業リサイクルにも取り組むという。
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