2015.08.10
東松島市(阿部秀保市長)と積水ハウス株式会社(大阪市北区、阿部俊則社長)は、官民一体で進めてきた「市営柳の目東住宅」(工事名称:柳の目北地区災害公営住宅)が竣工、8月8日より住民の入居が始まったと発表した。
同住宅は、仮設住宅から新たな住まいへの入居を心待ちにしている住民に1日も早く入居してもらいたい東松島市の意向を受け、積水ハウスが企画・設計、土地購入、開発、農地転用、造成、建築を一貫して担う買取型事業を提案、実施した災害公営住宅。
また、同住宅では、周辺の病院・公共施設を結ぶマイクログリッドにより電力を供給し、エコで災害に強いまちづくりの実現を目指す「東松島スマート防災エコタウン」構築事業を進めている。
システムの完成、稼働開始は2016年3月の予定。
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2015.08.05
レンタルオフィスなどを展開するリージャス・グループのオープンオフィス株式会社(東京都港区、西岡真吾社長)は、同グループでは市内3施設目となるビジネスセンター「オープンオフィス仙台駅前」(仙台市青葉区)を9月7日に開設する。
ビジネスセンターとは、家具やインターネット通信などの設備を完備した「レンタルオフィス」や「レンタル会議室」、スペースを共有する「シェアオフィス」、テレワークに適した「ビジネスラウンジ」などで構成する施設。
リージャス・グループでは、日本全国約20都市で約80拠点のビジネスセンターを運営している。
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2015.08.04
インフォコム株式会社(東京都渋谷区)は、岩沼市が沿岸部に整備中の津波除け「千年希望の丘」を活用した岩沼復興アグリツーリズムを開始する。
同社はこれまで、同市に建設した「みんなの家」を中心に、地域の人々の協力を得て、産直野菜販売の実施や季節ごとの地域交流行事などを企画・主催。
震災被災地の復興支援活動に継続して取り組んできた。
今回開始する「千年希望の丘」岩沼復興アグリツーリズムは、自治体・農家・コミュニティー施設・宿泊施設などが相互連携し地域全体で取り組み、全国に情報を発信し、ツアー参加・交流・リピートを促進する持続的なツアー(復興アグリツーリズム)を構築する事業。
社会基盤であり、復興のシンボルでもある「千年希望の丘」の管理を、観光価値の創造により、全国から集客を図ることで継続的に行うことを目的としている。
復興庁の2015年度「新しい東北」先導モデル事業にも選定されているという。
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2015.07.31
住宅メーカー・建設資材販売の株式会社北洲(宮城県富谷町、村上ひろみ社長)は、同社初となる屋上利用タイプを盛り込んだ都市型3階建住宅「Hauze Noah(ハウゼ ノア)」と、外壁がダブル断熱仕様の「E1-basis Noah(イーワン・ベイシス ノア)」を、8月1日に発売する。
両商品は、住宅ブランド「北洲ハウジング」の高断熱高気密・フルオーダーの注文住宅商品。
同社はこれまで、東北を中心に、国の平成25年省エネ基準を上回る高断熱高気密住宅で、暖かく快適な住まいを提供してきた。
今回の新商品は、高い断熱性能を有する狭小地向けの3階建住宅で、周囲の視線を気にせずにくつろぐことのできる屋上利用タイプも新たに設けたもの。
狭小地で、暮らしやすさを考慮した敷地設計や生活動線設計を行い、
都市部でのより豊かな暮らしを提案する。
また、小さい間口でもスタイリッシュに見えるファサード面(道路側から見える外観)のデザイン開発にも注力、基本の外観タイプ3種類をベースに、自由設計を提案するという。
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2015.07.23
宮城県地域復興支援課は7月21日、移住相談窓口「みやぎ移住サポートセンター」を東京都と仙台市に開設した。
大都市圏など他地域からの移住や定住を推進するのが狙い。
同センターでは、UIJターンコンシェルジュによる移住相談や、移住希望者と県内企業・市町村とのマッチング支援を行う。
あわせて、宮城県内の「しごと」や「生活」に関する情報をまとめた専用サイト「みやぎ移住ガイド」を7月31日に開設する。
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2015.07.14
公益社団法人sweet treat 311(宮城県石巻市、立花貴代表)は、子ども向け複合体験施設「MORIUMIUS LUSAIL(モリウミアス ルサイル)」(宮城県石巻市)のオープニングセレモニーを7月11日に実施し
た。
一般宿泊者向けのグランドオープンは、7月18日の予定。
同施設は、東日本大震災の被災地復興支援プロジェクトに資金を援助するカタール国の基金「カタールフレンド基金」(議長:ユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使)の助成によるもの。
同基金では、被災地の復興には次世代を担う「子どもたちの教育」が重要だと考え、「漁業」「健康」「起業家支援」と並んで、「子どもたちの教育」を支援分野の一つに挙げている。
今回、同基金より約5億円の助成を受けて完成した同施設は、小・中学生を対象とし、森と海に囲まれた自然豊かな雄勝町をフィールドに行われる様々なプログラムを通じて、「自然と人の暮らしを五感で感じる」「震災後も雄大な自然を愛し、その土地で暮らす人々の物語と文化に触れる」「国籍や年齢も異なる多様な仲間との出会い」の3つを実際に体験できる複合型体験施設。
受益者数は直接的・間接的受益者を合わせると約4万4,500人に上り、子どもだけでなく、企業研修の受け入れも行うという。
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2015.07.09
遠刈田温泉の旅館三治郎(有限会社三治郎旅館、宮城県蔵王町、大宮幸博代表)は、7月12日・13日・14日の3日間、地元の人々への日頃の感謝を込め、「かっぱまつり」を開催する。
今年で第15回を迎える同祭りには、遠刈田温泉街に住む地元の人々を中心に、毎年250名以上が参加。
当日は、宮城県出身ゲストによる歌謡ショーを開催するほか、地元の特産品や日用品が当たる抽選会や、瀬戸物供養なども予定しているとい
う。
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2015.07.08
秋保温泉の「篝火(かがりび)の湯 緑水亭」(仙台市太白区)は、同旅館内の「さくら館」を7月1日にリニューアルオープンした。
今回のリニューアルでは、「さくら館」の一般客室の内装を一新。
「さくら館」全館でWiFiの使用を可能とした。
合わせて、竹取物語の「月」をコンセプトとした和モダンスイート「月物
語」(「月虹gekkou」「明月meigetsu」「嘉月kagetsu」の3室)をリニューアルオープン。
寝具にはトップアスリートにも支持されているエアウィーヴ社のマットレスパッドと、シモンズ社のベッドを採用した。
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2015.07.08
東北芸術工科大学(山形県山形市、根岸吉太郎学長)の東北復興支援機構TRSOと株式会社石巻工房(宮城県石巻市、千葉隆博工房長)はこのほど、体験型デザイン教材「D.I.Y.KIT PROGRAM」のキット第一弾
「bento」を完成させた。
「D.I.Y.KIT PROGRAM」第一弾「bento」は、ものづくりの工業化が進み、「つくりかた」が日常生活で見えにくくなる中で、「自分で考える・つくる・なおす」D.I.Y.を、防災・減災にもつながるものづくりの精神として、子供たちに伝えていくための体験型デザイン教材。
7月11~12日には、福島市でワークショップを実施する。
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205.07.07
JR東日本グループでは、宮城県にスポットをあてた「宮城産直市」をJR上野駅(東京都台東区)中央改札外グランドコンコースで7月9日~11日に開催する。
同社が推進する「地域再発見プロジェクト」の一環。
会場では、新鮮な海産物などを使用した特産品や米どころ宮城の地酒などを販売するほか、銘菓「萩の月」を上野駅の産直市で初めて取り扱うという。
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