【ニュース】 東急前田豊通グループ共同出資の仙台国際空港、仙台空港ビルと仙台エアカーゴターミナルを子会社化、ビル施設等事業を開始 宮城県名取市

2016.02.03
仙台国際空港株式会社(宮城県名取市、岩井卓也代表)は、2月1日付で仙台空港ビル株式会社(宮城県名取市、岩井卓也代表)と仙台エアカーゴターミナル株式会社(宮城県名取市、岩井卓也代表)の全株式を取得、完全子会社化した。

これに伴い、仙台国際空港株式会社は同日付で、子会社2社を通じたビル施設等事業を開始。
今後は、3社で東北を発着する空港利用者から一番に選ばれる空港「プライマリー・グローバル・ゲートウェイ」を目指し、様々な変革に取り組んでいくという。

仙台国際空港株式会社は、東急前田豊通グループの共同出資により、2015年11月に設立。
2015年12月1日に、国との間で運営権実施契約を締結した。

今回、子会社となった仙台空港ビル株式会社は、旅客ビル施設事業を行う会社として1970年に設立、仙台エアカーゴターミナル株式会社は貨物ビル施設事業を行う会社として1993年に設立されたもの。

仙台国際空港株式会社は今後、ビル施設等事業以外の事業(滑走路等の維持管理・着陸料の収受等)については、2016年7月1日の事業開始を目指し、準備を進めていくとしている。