2023.03.22
黒川温泉観光旅館協同組合(熊本県南小国町、音成貴道代表理事)はこのほど、調理くずや料理の残り物の一部を堆肥として栽培したトマトのクラフトジュース「yoin」を完成、販売を開始した。
同組合では、旅館からどうしても出てしまう調理くずや料理の残り物の一部を廃棄せずに「完熟堆肥」として生まれ変わらせ、野菜を育てて再び宿泊客などに提供するプロジェクトを推進しており、同商品もその一環。
黒川温泉が位置する熊本県は、トマトの収穫量が全国一で、2021年は全国のトマト収穫量の約18%を占めているという。

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2023.03.20
九州産交バス株式会社(熊本市西区、岩﨑司晃社長)とヤマト運輸株式会社(東京都中央区、長尾裕社長)は、阿蘇くまもと空港(熊本県益城町)の新旅客ターミナルビル開業にあわせ、路線バスを活用した客貨混載で、阿蘇くまもと空港から熊本市と阿蘇市の宿泊施設に当日中に観光客の手荷物を配送する「手ぶら観光サービス」の実証実験を、2023年3月23日~2024年3月31日の期間、実施する。
九州産交バスでは、客貨混載で輸送した特産品を販売する「マルシェ」を開催するなど、地域住民や生産者と連携した取り組みを進めてきた。
一方、ヤマト運輸は、全国の自治体や観光協会と連携した手荷物の当日配達や一時預かりなど「手ぶら観光」の取り組みを進め、利用客の観光支援を行っている。
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2023.03.09
JR九州グループは2023年3月7日、JR各線「熊本」駅周辺では3棟目のオフィスビルとなる「JR熊本春日北ビル」(熊本市西区)を竣工した。
同社グループでは、同駅周辺で「JR熊本駅ビル」や「肥後よかモン市場」の商業施設をはじめ、「JR熊本白川ビル」「JR熊本春日南ビル」のオフィスビルを開発する等、総合的なまちづくりを進めているという。

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2023.03.02
アパホテル株式会社(東京都港区、元谷芙美子社長)は、2022年11月よりリニューアル工事を実施していた「アパホテル熊本桜町バスターミナル南
」(熊本市中央区)でホテル館内外の改装を完了、2023年3月1日にリニューアルオープンした。
同ホテルはJR各線「熊本」駅より路面電車で約10分の中心市街地に位置し、熊本空港や県外を結ぶ高速バスの発着拠点「熊本桜町バスターミナル」より徒歩5分の立地。
ビジネス需要に加え、観光・インバウンド・イベントなど幅広い宿泊需要を見込む。

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2023.02.21
公益社団法人日本観光振興協会(東京都港区、山西健一郎会長)は、八代市(中村博生市長)と協力し、同市の日本遺産「八代を創造した石工たちの軌跡~石工の郷に息づく石造りのレガシー~」で、公共交通機関を活用し、効率良く観光できるモデルコースを策定した。
2023年2月20日より、民間事業者と連携、提供を開始している。
同市では、2020年6月に「八代を創造した石工たちの軌跡~石工の郷に息づく石造りのレガシー~」が日本遺産に認定されたが、構成文化財が点在しており、場所が分かりづらい等の課題があったという。
一方、同協会は、「公共交通機関を活用した日本遺産体験周遊ツーリズム事業」を実施しており、2021年11月に「日本遺産体験周遊ツーリズム有識者検討会議」を立ち上げ、日本遺産のストーリーに沿って効率よく文化財を周遊できる仕組みを構築。
来訪者に同市の魅力を知ってもらうことで地域の賑わい創出につなげることを目的に、同市や地域の交通事業者と、2年にわたり協議を行ってきたという。

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2023.02.10
新旅客ターミナルビルを2023年3月23日に開業予定の阿蘇くまもと空港(熊本県益城町)を運営する熊本国際空港株式会社(熊本県益城町、田中康徳社長)は、熊本県と連携して「ソラチル クマモト プロジェクト」を始動、「阿蘇くまもと空港・新旅客ターミナルビルオープン」と「創造的復興に取り組む熊本の姿」を首都圏等を含む県内外等に向け発信するため、熊本の空でチルする「ソラチル クマモト」をメッセージにしたプロモーションを企画、様々なプロモーションを展開する。
その皮切りとして、首都圏にいながら熊本の大自然の空を体感することができる「どこでもくまもとソラ」の体験イベントを2023年2月18日・19日に東京・渋谷で開催。
当日は、熊本の空を体感することのできるVR「どこでもくまもとソラ」が東京・渋谷(MIYASHITA PARK)に登場する。
熊本の雄大な空や自然を体験できる複数のコンテンツを用意、壮大なロケーションが広がる阿蘇の草千里、幻想的な風景に引き込まれる長部田海床路、砂の曲線が美しい御輿来海岸に加え、特別映像として、3月に新たに生まれ変わる阿蘇くまもと空港より、通常立ち入ることのできない滑走路付近で撮影した旅客機の発着陸を間近で撮影した映像を届けるという。
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2022.12.16
熊本県(蒲島郁夫知事)は、令和2年7月豪雨で被災した「人吉球磨地域」での観光地域としての復興を更に加速するため、2022年12月21日~2023年3月12日の期間、観光案内ツール「人吉・球磨デジタルMAP」(令和3年度作成)を活用した「人吉まちあるきデジタルスタンプラリー」を開催する。
同スタンプラリーは、アプリのダウンロード不要で、スマートフォンのGPSを活用したスタンプラリー。
人気スポット11箇所のうち3か所以上のスタンプ獲得で景品が進呈される。
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2022.12.15
熊本市(大西一史市長)は2022年12月24日、同市を一部でも通過する全ての路線バスと熊本電鉄の電車、熊本市電の全線を無料化する。
参加事業者は九州産交バス、産交バス、熊本電気鉄道、熊本バス、熊本都市バス、熊本市交通局。
無料対象者は全ての利用者、当日は対象となる路線バス・電車を何回でも無料で利用できるという。

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2022.12.09
熊本市東京事務所(東京都千代田区)は、首都圏のワーカー等をターゲットに新たな旅のスタイル「ブレジャー」先として、同市のならではの魅力や強みを発信する。
「ブレジャー」とはBusiness(ビジネス)とLeisure(レジャー)を組み合わせた造語。
出張などの仕事で他の地域を訪れる機会を利用し、現地での滞在時間や日数を延ばして余暇も楽しむ過ごし方を意味する。
「ワーケーション」が、自分で自由に働く場所を決め、その地で観光や休息を堪能しながら仕事をする休暇を中心とした過ごし方で、仕事と休暇が一体的になったスタイルであるのに対し、「ブレジャー」は、働く場所は出張先等に決まっていて、仕事の前後で現地での観光や休息を楽しむ仕事を中心とした過ごし方だという。
仕事と休暇を分けたスタイルだとしている。

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2022.12.08
株式会社RoundTable(東京都墨田区、赤松慎一郎代表)の地域活性化プロジェクト「Localist U-25」に在籍する大学生と人吉市の高校生は合同で、2022年12月10日、「人吉市街歩き企画」を実施する。
同企画は、人吉商工会議所(熊本県人吉市、岩下博明会頭)が同市内の事業者と協力して推進する観光庁事業案件「熊本県人吉市の街なか周遊事業」の一環として実施するもの。
これに伴い、同商工会議所では、同市の街の魅力を発信する
Instagramアカウント「よかろ?ひとよし」を新設。
参加学生は一緒に人吉の街歩きを楽しみながら、町の再発見に繋がるインスタ用のコンテンツ収集と、オリジナル周遊マップ「人吉市まちあるき」の実証実験を行う。
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