【ニュース】 ミサワホームなど3者、住宅と病院の複合施設「ASMACI 神戸新長田」を着工、病院との連携により住民の健康増進に寄与 兵庫県神戸市
2021.03.15
ミサワホーム株式会社(代表事業者、東京都新宿区、磯貝匡志社長)・京阪電鉄不動産株式会社(大阪市中央区、道本能久代表)・医療法人一輝会(神戸市中央区、荻原徹理事長)の3者は、特定建築者として計画を進める、神戸市新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業「大橋7第2工区」で、同市の再開発で初となる、分譲マンションと病院の複合施設「ASMACI(アスマチ)神戸新長田」(神戸市長田区)を着工した。
竣工予定は2023年1月。
神戸市では、1995年に発生した阪神・淡路大震災により甚大な被害を受けた新長田駅南地区で、市街地の復興と防災公園等を中心とした防災拠点の構築や良質な住宅の供給、地域の活性化、都市機能の整備などの再開発を進めている。
「ASMACI 神戸新長田」は、ミサワホームと京阪電鉄不動産が共同で販売する分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」全80戸と、一輝会が運営する「荻原記念病院」との複合施設。
病院との連携により、住民の健康増進に寄与し、将来にわたり安心できる住環境を提供するとともに、病院前広場の活用により、地域交流と健康を育む場とする。
一輝会は、神戸市で1970年に開業、50年以上にわたり地域医療を支えてきたが、これまで以上に地域と連携することでより安心して利用しやすい病院を目指し、建物の老朽化に合わせた移転を検討していた。
病院の移転に伴う複合開発の実績により、一輝会から病院移転の相談を受けたミサワホームは、関西圏を中心に豊富な分譲マンション供給実績を持つ京阪電鉄不動産とともに3者で連携し、住民や地域の人々に健康意識や安心をはじめ様々な価値を提供する住宅と病院の複合施設を計画したという。
「新長田駅南第2-C地区、震災復興第二種市街地再開発事業(大橋7第2工区)」の建設地は神戸市長田区大橋町7丁目1-1、交通は神戸市営地下鉄西神・山手線、海岸線「新長田」駅より徒歩5分、JR神戸線(山陽本線)「新長田」駅より徒歩6分、神戸高速線・山陽電車本線「西代」駅より徒歩15分。
敷地面積は3,736.70㎡、延床面積は1万5,078.38㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上14階建て。
施設概要は1~5階が病院、6~14階が分譲マンション。
分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」の総戸数は80戸。
間取りは2LDK~3LDK。
販売価格は未定、販売開始時期は2021年6月予定。
共用施設はラウンジ・コワーキングスペース。
「荻原記念病院」の病床数は142床(予定)。
標榜科目は整形外科・リハビリテーション科・内科・リウマチ科・呼吸器内科・糖尿病内科・脳神経内科・脳神経外科・歯科(予定)。