【ニュース】 堺市、「百舌鳥古墳群ビジターセンター」をオープン、堺市博物館も同日にリニューアルオープン 大阪府堺市
2021.03.15
百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録から約2年を迎える堺市(永藤英機市長)は3月13日、百舌鳥古墳群(堺市堺区)の玄関口に「百舌鳥古墳群ビジターセンター」をオープン、合わせて堺市博物館(堺市堺区)も同日にリニューアルオープンした。
ビジターセンターのコンセプトデザインは、同市出身の空間デザイナー・間宮吉彦氏が担当。
施設内には、古墳の価値や魅力を紹介する展示や古墳グッズなどを扱うショップの他、観光案内所や休憩スペースも設置した。
プロジェクションマッピングを投影するシアターでは、壁面や床面に投影する超高精細な8K空撮映像等で、百舌鳥・古市古墳群の雄大さや堺の歴史文化を体感することができるという。
一方、堺市博物館では、古代常設展示をリニューアル。
仁徳天皇陵古墳の中で石棺を納めた石槨(せっかく)を復元、埋葬当時を再現するなど、古墳関連の展示を充実させた。
リニューアルに合わせ、特別展も開催する。
「百舌鳥古墳群ビジターセンター」の所在地は堺市堺区百舌鳥夕雲町2-160(仁徳天皇陵拝所東)、堺市博物館の所在地は堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁(大仙公園内)。