2021.02.16
国内26か所でコンテナホテルを運営する株式会社デベロップ（千葉県市川市、岡村健史代表）は、中国地方初進出となる「HOTEL R9 The Yard 津山」（岡山県津山市）を2021年8月にオープンする。

同社が運営するコンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズは、東日本大震災の経験をふまえて開発された「動くホテル」。
コンテナモジュール1ユニットを1棟1客室として地上に並べる構造とし、コンテナの移設性やフレキシビリティを最大化することで、社会環境や需要の変化に応じた客室数の増減や店舗の移設などが容易になるだけでなく、隣の音が気にならないなど、ホテルとしての高い快適性も実現したという。

また、コンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズは、「レスキューホテル」としても機能する。
レスキューホテルとは、同社が開発・運営するコンテナホテルの移動性やフレキシビリティを活かし、平時にはホテルとして運営する客室を、災害など有事の際には被災地などにすみやかに移設するというもの。

今回新たに開業する同ホテルは、中国自動車道「院庄」IC至近の立地。
西日本への迅速なレスキューホテル出動が可能となる。

「HOTEL R9 The Yard 津山（ホテルアールナイン ザ・ヤード ツヤマ）」の所在地は岡山県津山市院庄字五反田1033-1。
敷地面積は2,813㎡。
客室はダブルルーム27室・ツインルーム6室の計33室。
オープン日は2021年8月予定。