【ニュース】 清水建設と富国生命など、「名古屋フコク生命ビル」跡地などで大規模賃貸オフィスビルを開発、2024年1月に竣工予定 愛知県名古屋市

2021.02.02
清水建設株式会社(東京都中央区、井上和幸社長)・富国生命保険相互会社(東京都千代田区、米山好映社長)・清水総合開発株式会社(東京都中央区、星野道人社長)の3社は、「名古屋フコク生命ビル」(名古屋市中区)と清水建設グループ所有の駐車場跡地で、延床面積約4万6,000㎡の大規模賃貸オフィスビルを開発する。

計画地は、主要幹線道路「桜通り」に面した3方角地。
名古屋駅までは桜通り沿いに約1.2kmで、名古屋市営地下鉄桜通線・同鶴舞線「丸の内」駅、同東山線「伏見」駅など3駅3路線が利用可能。
現在、富国生命が「名古屋フコク生命ビル」の解体工事を進めており、新築工事は清水建設の設計施工により、2021年10月に着手するとしている。
竣工は、富国生命の創業100周年度に当たる2024年1月の予定。

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同計画では、AI・IoT技術の導入等により、ニューノーマルの働き方を見据えたオフィス空間を創出。
合わせて、持続可能な社会の実現を目指し、次世代型オフィスビルの機軸となる環境認証「ZEB Ready」以上の高い環境性能を備えたオフィスビル開発を推進する。
なお計画地は、熱田台地の西端部に位置し、近年全国的に頻発する浸水被害の影響を受けづらい地域であることから、テナント企業の事業継続にも貢献できる立地だという。

外観は、名古屋旧来からの碁盤割の街並みより着想、縦と横のフレームが相互に支えあう構造体をデザイン化した、時代に左右されない端正なフォルムとする。

また、1階~3階は完全自走式の駐車場とするほか、基準階専有部の面積は名古屋市内最大級となる約2,350㎡を予定、レイアウトや用途の変更にもフレキシブルに対応できる無柱空間を提供するとしている。

「(仮称)名古屋丸の内1丁目計画」の所在地名古屋市中区丸の内1丁目16番。
敷地面積は約4,819㎡、延床面積約4万6,000㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造・基礎免震、地下なし・地上16階。
着工は2021年10月予定、竣工は2024年1月予定。