【ニュース】 仙台市、「仙台市×東北大学スーパーシティ構想」への参画事業者を募集、データ連携と先端的なサービスで「まるごと未来都市」を目指す 宮城県仙台市

2021.01.22
仙台市は、「仙台市×東北大学スーパーシティ構想」への参画を希望する事業者の公募を開始した。

スーパーシティとは、国家戦略特別区域法の一部改正によって新たに設けられた制度。
大胆な規制緩和を行うとともに、複数分野のデータ連携と先端的なサービスの提供によって未来の生活を先行して実現する「まるごと未来都市」を目指すもの。

今回区域指定を目指すエリアは、先端テクノロジーで高い技術を有する東北大学の各キャンパスの区域に位置する。
特に青葉山キャンパスは、現在建設が進む次世代放射光施設など、今後先端テクノロジーの集積が期待される地域でもあるという。

「仙台市×東北大学スーパーシティ構想」のコンセプトは、「東北の未来を牽引し、将来を担う若者世代の力を最大限に引き出すまちづくり」。
最先端技術を生かしたサービスの実装により若者の力を最大限に引き出す成長拠点、東北大の技術と英知を核とした産官学金の連携による魅力的で斬新なサービスの創出拠点、生み出されたサービス・ノウハウを仙台市内・東北地方にも拡大するソーシャルイノベーションモデルの展開拠点を目指す。

想定しているテーマ例は、杜の都仙台が目指すグリーンなまち(エネルギー分野・環境分野など)、誰もが健康でいられる人にやさしいまち(健康分野など)、最新鋭テクノロジーが日常生活に溶け込むまち(移動分野・物流分野など)、災害に強いレジリエントなまち(防災分野など)、人々がつながるハブとなるまち(教育分野・行政分野など)。

公募の対象者は、先端的サービスを実施する事業者、データ連携基盤整備事業を実施する事業者。
募集期間は1月20日~2月12日。
問い合わせ・提出先は仙台市まちづくり政策局プロジェクト推進課まで。