【ニュース】 三共晒、堺の伝統産業「和晒」生地を活用したインテリア・アート・ブランド「WASIL」を創設、販売を開始 大阪府堺市

2019.01.19
株式会社三共晒(堺市中区、中野泰司社長)は、堺市の伝統産業「和晒(わざらし)」生地を活用したインテリア・アート・ブランド「WASIL(ワシル)」を創設、1月18日より販売を開始した。

同市には、手ぬぐいや染色商品を中心に古くから染色工場と晒加工場があるが、これらの産業はライフスタイルの変化により、年々需要が縮小。
また昨今は、新型コロナウイルス感染症の影響により、インバウンドの激減の影響を受け、市場は大変厳しい状況にあるという。
同社では、こうした変化に対応するため、5年前からプロジェクトを立ち上げ、今回、「和晒とモダンアートの融合」をコンセプトに新感覚の同ブランドを創設した。

「和晒」は、古くから親しまれてきた手ぬぐいや浴衣づくりに欠かせない漂白技術のこと。
大阪の伝統産業「和晒」の魅力を、多くの人々のインテリアアートシーンに溶け込ませたいという思いから、培った伝統技術とモダンアートを融合、新感覚のインテリアとして発信する。

「WASIL」のサイズは約160cm×約39cm、約56cm×約39cm(小)。
グラフィックシーンで活躍するデザイナーによる19のデザインを用意した。
税別価格は1万3,000円~2万5,000円。
額装して飾ることも可能(専用の額は別売)。