【ニュース】 島根県立美術館、山陰に数々の名作建築を残した建築家・菊竹清訓をテーマとした企画展を1月22日~3月22日に開催、建築家をテーマとした展覧会は同館初 島根県松江市

2021.01.08
島根県立美術館(島根県松江市)は、2021年1月22日~3月22日の期間、山陰に数々の名作建築を残した日本を代表する建築家・菊竹清訓をテーマとした企画展「菊竹清訓 山陰と建築」を開催する。
主催は島根県立美術館・TSKさんいん中央テレビ・山陰中央新報社・SPSしまねグループ、特別協力は情報建築・文化庁国立近現代建築資料館。

没後10年に開催される同展では、菊竹清訓による山陰の建築を中心に、図面・スケッチ・模型などにより、菊竹建築の魅力を紹介。
同館が建築家をテーマとした展覧会を開催するのは今回が初だという。

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菊竹清訓(1928~2011)は、島根県立美術館(1998)の設計を手掛けた戦後の日本を代表する建築家。
自邸「スカイハウス」(1958)、出雲大社庁の舎(1963)といった作品や、建築運動「メタボリズム」などにより、国際的にも高い評価を受けているという。
同県では、知事も務めた第23代田部長右衛門との関係から、同館の前身「島根県立博物館」(1958)をはじめ、多くの建築を設計している。

「菊竹清訓 山陰と建築」の会期は2021年1月22日~3月22日(火曜休館、2月23日は開館)。
開催時間は1月・2月が10時~18時30分、3月が10時~日没後30分(展示室への入場は閉館時刻の30分前まで)。
会場は島根県立美術館(島根県松江市袖師町1-5)企画展示室。
観覧料は日時指定入場券が一般600円・大学生400円・小中高生無料(当日定員に空きがある場合は日時指定当日券を販売)、日時指定当日券が一般650円・大学生400円・小中高生無料(いずれも同館コレクション展観覧料を含む)。
なお同館では、感染症対策のため、観覧前の日時指定への協力を求めている。