【ニュース】 JR九州と佐川急便、宅配便荷物を九州新幹線で運ぶ貨客混載事業の協業で基本合意 福岡県福岡市
2020.08.27
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)と佐川急便株式会社(京都市南区、本村正秀社長)はこのほど、宅配便荷物を九州新幹線で運ぶ貨客混載事業の協業で基本合意に至った。
佐川急便は、九州地域内での集配効率を高めるため、列車を使用した貨客混載事業の可能性を模索していたという。
一方JR九州も、九州新幹線車内の余剰スペース(業務用室)を有効活用し、収入に繋げることができることから、両社で貨客混載事業に取り組むことになったとしている。
具体的には、九州新幹線の「博多」駅~「鹿児島中央」駅上下間で、余剰スペース(業務用室)に宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載し、輸送することを検討。
今後は、事業実施に向け、実証実験などを行うとしている(実施時期は未定)。