2020.06.11
株式会社阪急阪神ホテルズ（大阪市北区、藤本和秀社長）は、6月21日に移転開業する宝塚ホテル（兵庫県宝塚市）の支配人に、元・宝塚歌劇団の憧花（とうか）ゆりのさんを4月1日付で迎えたと発表した。

憧花さんは2000年に宝塚歌劇団に入団。
花組公演「源氏物語 あさきゆめみし」「ザ・ビューティーズ！」で初舞台を踏んでいる。
月組に配属し、実力派娘役として活躍、2016年からは月組組長を務めた。

同ホテルは1926年に開業、宝塚大劇場のオフィシャルホテルとして知られている。
建物の老朽化により、今年4月1日の宿泊客チェックアウトを以て閉館、宝塚大劇場隣接地への移転準備を進めていた。
移転後の新ホテルは当初、5月14日に開業する予定だったが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、開業日を6月21日に延期している。

支配人就任にあたり、憧花さんは「生まれ変わる宝塚ホテルのコンセプトは『夢のつづき』です。劇場を出た後も、その世界観を失う事無く過ごしてもらえる空間を届けする事が、私の役目であると思っています。」とコメントしている。

「宝塚ホテル」の移転後の所在地は兵庫県宝塚市栄町1丁目1番33号。
開業日は2020年6月21日。
フロア構成は、3～5階が客室（200室）、2階がビュッフェ＆カフェレストラン・日本料理・鉄板焼・中宴会場、1階がメインロビー・フロント・大宴会場・小宴会場（2室）・ラウンジ・ホテルショップ、地下1階が駐車場（収容104台）。