【ニュース】 アイシン精機、乗り合い送迎サービス「チョイソコ」の実証実験を各務原市で今年10月より実施 岐阜県各務原市
2020.02.13
アイシン精機株式会社(愛知県刈谷市、伊勢清貴社長)は、乗り合い送迎サービス「チョイソコ」の実証実験を各務原市(浅野健司市長)で今年10月より実施する。
「チョイソコ」は、高齢者を中心とした人々の健康維持・増進を目指した移動支援サービス。
2018年7月より愛知県豊明市と共同で実証実験を開始し、2019年4月より本格的に運行を開始している。
同サービスでは、複数の利用者の目的地・到着時刻を専用システムにより計算し、複数の人が乗り合わせた上で目的地まで効率的に送迎できるデマンド型交通を提供。
地図上のルートの計算には、同社グループが培ったカーナビゲーションの技術を応用している。
各務原市では、自治体が運営する公共交通機関として、既に「ふれあいバス」「ふれあいタクシー」といったデマンド型交通を導入しているが、大型車両が通行できないエリアでの生活の足の確保といった課題を抱えていたという。
同サービスの導入にあたっては、タクシー業者や地域企業の協力を得ながら、今年10月に同市内の鵜沼南エリアから運行を開始する予定。
今後は、運転手の効率的な確保やスポンサー制による資金運用など、「チョイソコ」の特長を活かした持続可能なサービスの拡充を進めるとしている。