【ニュース】 WHEREと富谷市、「地域おこし場づくり隊」の募集イベント「地域おこし協力隊の常識を疑え」を2020年1月22日に東京で開催 宮城県富谷市

2019.12.25
地域プロデュース事業を手掛ける株式会社WHERE(東京都墨田区、平林和樹社長)は、富谷市と共同で「地域おこし場づくり隊」の募集イベント「地域おこし協力隊の常識を疑え」を東京都墨田区で2020年1月22日に開催する。

同社は同市と共に、「地域おこし協力隊」ならぬ「地域おこし場づくり隊」を募集。
地域おこし協力隊で連想される「役所職員の一人」「下働き・雑務」「安定」とは真逆の「チャレンジャー」を求め、「実験できる場」「挑戦した上での失敗は大歓迎」を保証するという。

富谷市は2016年に単独で町から市へ移行。
現在も宅地開発が行われ、今後も人口の増加が見込まれる全国でも稀な自治体だという。
一方で仙台市の中心部から車で30分という地方都市であるがゆえに、同市内に住宅を購入し、自宅と市外の職場を行き来するだけの人も多いことから、「まちに愛着をもつ人」が増えにくいという課題を抱えている。

この課題を解決しようと、同市では2018年7月、起業家の発掘・支援を行うシェアスペースとして「富谷市まちづくり産業交流プラザTOMI+(とみぷら)」をオープン。
住民が自分の「やりたい」を叫び、挑戦できる場所として開催している「富谷塾」の塾生は1年で120名を突破した。
地域内の人の「やりたい」を叶えるため、地域外の人も巻き込みながら、様々なプロジェクトが立ち上がっているという。
さらに観光資源のない同市では、2020年度には新たに関係人口・交流人口のハブになる施設として、醤油店跡地を生まれ変わらせた「(仮称)富谷宿観光交流ステーション」をオープンさせる。

その同市で現在、最大の課題は「人材不足」。
今回は、「TOMI+(とみぷら)」を中心に活動するコミュニティマネージャー、もしくは、「(仮称)富谷宿観光交流ステーション」を中心に活動する観光企画ディレクターとして、発展途上の同市でチャレンジする仲間を募集する。
どちらの役職も、決まっているのは、地域コミュニティを活性化させる「場づくりを行う」ということのみ。
同市が保証するのは、地域を熟知している地域キーマンのサポートと、地域おこし協力隊ならぬ「地域おこし場づくり隊」として、地域メンバーと一緒に試行錯誤を繰り返し、ビジネスチャンスを探れる3年間という時間だという。

「地域おこし場づくり隊」の募集イベント「地域おこし協力隊の常識を疑え」の開催日時は2020年1月22日の19時~21時。
会場はCRAZY(東京都墨田区石原1-35-8、最寄駅は都営大江戸線「両国」駅・JR総武線「両国」駅・都営浅草線「蔵前」駅)。
参加費は無料、定員は30名。