【ニュース】 浜松市、民間専門人材を活用したプロジェクトマネージャーを委嘱、政令指定都市初の取り組み 静岡県浜松市

2019.12.04
浜松市は12月2日、副業・兼業の民間専門人材を対象に公募した、5つの分野でプロジェクトマネージャーを委嘱した。

今回の公募は、少子高齢化・人口減少社会の進展、多様化・複雑化する市民ニーズ、AIやIoTといったテクノロジーの進化などに迅速で的確に対応するのが目的。
これまでの行政の考え方に捉われない柔軟な発想や斬新なアイディア、幅広い人的ネットワーク等を有する民間の専門人材のスキルに期待しているという。

同市では、5つの分野で副業・兼業の民間専門人材によるプロジェクトマネージャーを設置するため、8月下旬から全国公募を実施。
約1カ月間の募集期間で、北海道から九州まで全国各地から634名が応募、その中から5名を選定した。

選定した5名は、都市ブランド戦略マネージャーの谷口法之氏、
AI・RPA等先進技術導入推進プロジェクトチームマネージャーの川口弘行氏、スマート農業推進プロジェクトデザイナーの福田浩一氏、農業労働力確保プロジェクトデザイナーの阿波善之氏、内なる財源を発掘して民間の資金を活用する新たな事業プランナーの石澤志津氏。
来年3月末までの4カ月間、各プロジェクトに係る調査研究や施策の提案、専門的な助言などの活動を行う。