【ニュース】 三菱地所、東京駅日本橋口の「常盤橋街区再開発プロジェクト」で再開発事業の手続きを開始、61階建ての超高層タワーなどを建設 東京都千代田区
2015.09.01
三菱地所株式会社(東京都千代田区、杉山博孝社長)は8月31日、東京駅日本橋口の常盤橋街区(東京都千代田区)で関係権利者とともに進めてきた「常盤橋街区再開発プロジェクト」で、再開発事業の手続きを開始したと発表した。
今後同事業は、東京圏の国家戦略特別区域計画の特定事業として、東京都の都市計画審議会による審議、国家戦略特別区域会議の同意を経て、内閣総理大臣による認定を受けるための手続きを進めるとしている。
計画では、東京の新たなランドマークとなる高さ390mの超高層タワーや、東京駅前の新たな顔となる約7,000㎡の大規模広場等を整備。
多彩な賑わいと交流を創出するグローバルな拠点づくりを目指すとしている。
同事業は、東京駅周辺では最大規模となる敷地面積3.1haの大規模複合開発。
大手町連鎖型再開発プロジェクトの第4次事業として、街区内の下水ポンプ場や変電所などのインフラ機能を維持しながら、10年超の事業期間をかけて段階的に4棟のビルを建設する。
計画地は東京都千代田区大手町2丁目、東京都中央区八重洲1丁目。
敷地面積は約3万1,400㎡、延床面積は約68万㎡。
A棟は地上37階・地下5階、着工は2018年度(予定)、竣工は2021年度(予定)。
B棟は地上61階・地下5階、着工は2023年度(予定)、竣工は2027年度(予定)。
C棟は地下4階、着工は2018年度(予定)、竣工は2027年度(予定)。
D棟は地上9階・地下3階、着工は2017年度(予定)、竣工は2022年度(予定)。