2019.07.24
野村不動産株式会社（東京都新宿区、宮嶋誠一社長）とNREG東芝不動産株式会社（東京都港区、吉田祐康社長）は、東京都港湾局と連携し進めてきた「日の出ふ頭小型船ターミナル等整備計画」の工事を竣工、同局と管理運営に関する協定を締結し、8月3日に開業する。

同計画は、東京圏の国家戦略特別区域「（仮称）芝浦一丁目計画」の関連事業。
日の出ふ頭を人々が集い賑わう水辺空間・舟運拠点とするため、同局が進める日の出桟橋の改修・新設等の事業と連携し、野村不動産グループが日の出ふ頭北側の敷地の一部で同局から用地使用許可を受け、船客待合所や飲食機能を導入した施設、イベント広場の整備を行ったもの。

東京都が新たに整備した桟橋では、東京の身近な観光・水上交通手段として舟運を定着させるための取組みを進めており、同施設では官民が連携し、日の出周遊航路の運行とターミナルの運営を行う。

なお同計画では、これまで閉鎖されていた日の出ふ頭と竹芝ふ頭をつなぐ連絡橋を耐震補強し開通するほか、付近の信号・横断歩道を一部移設し、開発が進む芝浦～日の出から竹芝をつなぐ各エリアへの相互アクセス改善・回遊性向上事業なども行うとしている。

所在地は東京都港区海岸2丁目7番103号（住居表示）、交通はJR山手線・京浜東北線「浜松」町駅南口より徒歩9分、新交通ゆりかもめ「日の出」駅東口より徒歩4分。
延床面積は887.12㎡。