【ニュース】 大井川鐵道、「日本で2番目に星空が綺麗に見える町」を走る井川線で「星空列車」を12月7日より計8日間臨時運転 静岡県川根本町
2018.11.07
大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、鈴木肇社長)は、井川線(愛称:南アルプスあぷとライン)で特別列車「星空列車」を2018年12月7日~2019年3月9日の期間、計8日間臨時運転する。
井川線のある静岡県根本町は、環境省主催の「全国星空継続視察(スターウォッチング・ネットワーク)」平成18年度調査によると、一般参加団体による写真撮影部門で夜空の明るさが星の観察に適した場所「全国第2位」に選定された場所。
「星空観察に適した町」を走る井川線では今回、普段走らない時間に、星空愛好家に向け、特別列車を運転。
中でも秘境駅と呼ばれている「奥大井湖上」駅は、周囲に民家が無く明かりも少ないため、星空観察に適した場所だという。
特別列車「星空列車」の運転日は、2018年12月7日・8日、2019年1月11日・12日、2月8日・9日、3月8日・9日。
運転区間は「千頭」駅~「奥大井湖上」駅の往復。
荒天時以外、列車の運転は実施する(天候不良により星空が観測できない場合あり)。
行程は「千頭」駅16時53分発~「奥大井湖上」駅18時01分着(同駅でおよそ60分の星空観察)~「奥大井湖上」駅19時発~「奥泉」駅19時40分着~「千頭」駅20時05分着(記載の駅のみ乗降可能、千頭行の「奥泉」駅は降車のみ)。
接続列車は「金谷」駅から大井川鐵道本線利用の場合、「金谷」駅15時09分発普通電車に乗車(「千頭」駅16時24分着)、「千頭」駅から金谷方面へは20時20分発普通電車に乗車(「金谷」駅21時30分着)。
星空特別乗車券の料金は「千頭」駅~「奥大井湖上」駅(往復)が大人1,420円・小人720円、「千頭」駅~「奥大井湖上」駅~「奥泉」駅が大人1,070円・小人540円。
座席は自由席で、15名以上の団体は要事前連絡、中学生以下は要保護者同伴。
飲食物の提供・星空についての解説は無し。
足元の照度確保のため、要懐中電灯持参、夜は冷えるため暖かい服装が必要。
問い合わせは、大井川鐵道 南アルプスアプトセンターまで。