2018.10.10
富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」（運営：立山黒部貫光株式会社、富山県富山市、佐伯博社長）は、「第25回鉄道の日」を記念し、日本最高所の鉄道駅「室堂」駅（富山県立山町）で、様々な催しを10月13日に実施する。

当日は、日本では唯一、アルペンルートだけで乗ることができるトロリーバスに関連したイベントや、応募によって選ばれた「こども駅長」の登場など、他の鉄道では味わえない、アルペンルートならではの鉄道の日体験ができるという。

室堂と大観峰の立山トンネル区間（3.7km）を走行するトロリーバスの正式名は「無軌条電車」。
電力で走り、しかも一般道を走ることはなく、電車線のあるところしか走らないことから、法律上、「電車」に分類される。
標高2,450mの「室堂」駅は、日本の「鉄道駅」としては一番標高の高いところにある駅になるという。

立山トンネルトロリーバスは、平成8年4月23日より運行を開始。
以前はディーゼルバスが走行してたが、トンネル内に排気ガスが滞留していたため、自然環境保全の目的から、電気で走るトロリーバスに切り替えた。

「鉄道の日」記念イベントの実施日時は10月13日の9時～15時。
実施場所は室堂ターミナル内トロリーバス室堂駅。
実施内容は、トロリーバスパネル展、「トロバス」バックヤード見学会、ノベルティの配布など。