【ニュース】 フェリーさんふらわあ、新造大型フェリー「さんふらわあ きりしま」を就航、大阪~志布志航路で新造船2隻 鹿児島県志布志市

2018.09.20
株式会社商船三井(東京都港区、池田潤一郎社長)傘下の株式会社フェリーさんふらわあ(大分県大分市、井垣篤司社長)は、新造大型フェリー「さんふらわあ きりしま」を9月15日に就航、大阪南港さんふらわあターミナル(大阪市住之江区)から志布志港(鹿児島県志布志市)に向けて出港した。

新「さんふらわあ きりしま」は、先代に比べ積載可能なトラック台数が約2割増。
5月15日に就航した姉妹船「さんふらわあ さつま」と共に、環境に配慮したモーダルシフトやドライバー不足の受け皿として、関西~九州間の物流の担い手として役割を一層強化する。

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旅客サービスについても、パブリックスペースを大幅に拡張し、客室の8割以上を個室化するなど快適さが格段に向上。
「さんふらわあ さつま」で好評のスイートルームをはじめとする客室、広々としたレストラン、大浴場などで新しい船旅を提案するという。

今回の「さんふらわあ きりしま」就航により、大阪~志布志航路には新造船2隻が投入されたことになる。

新造船「さんふらわあ きりしま」の総トン数は1万3,659トン、全長は192.0m、全幅は27.0m、喫水は6.8m。
航海速力は23ノット、主機関は8830kw×2基。
旅客定員は709名、積載車輛数は大型トラック121台(13m換算)、乗用車134台。