【ニュース】 近鉄不動産、名古屋エリアでアセット事業を強化、第1弾では賃貸住宅と定期借地権付分譲住宅を組み合わせたタワーマンションの建設に着手 愛知県名古屋市
2018.08.17
近鉄不動産株式会社(大阪市天王寺区、善本烈社長)は、分譲住宅を中心に事業を展開してきた名古屋エリアでアセット事業への取り組みを強化する。
その第1弾プロジェクトとして、地上21階建て・免震構造のタワーマンション「(仮称)ローレルタワー名古屋栄」(名古屋市中区)の建設に着手した。
同物件は、1棟のマンションの中に賃貸住宅フロアと定期借地権付分譲住宅フロアを組み合わせたもの。
こうした構成の物件は同社初となる。
また、賃貸住宅フロアの一部を、短期での賃借契約が可能で居室に家具・家電を備えたサービスアパートメント仕様とする試みも初めて実施。
従来の「住宅を長期間所有・賃借する」という発想に加え、「一時的に利用する」という住まい方を提案する。
なお同物件では、賃貸・分譲フロアを問わず、ラグジュアリーホテルのような空間と行き届いたコンシェルジュサービスを提供。
リニア中央新幹線の開業を見据えた名古屋大都市圏中枢都市の国際化・多様化する都心居住のニーズに対応する。
2019年1月には、分譲住戸のモデルルームオープンを予定しており、詳細については決定次第発表するという。
同社では、同物件を皮切りに、今後も名古屋エリアでオフィスビル・ホテル・賃貸住宅など、アセット事業の強化を図っていくとしている。
「(仮称)ローレルタワー名古屋栄」の所在地は名古屋市中区栄一丁目722・723・703-3番ほか、交通は地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅より徒歩4分。
総戸数は124戸(定借分譲76戸・賃貸48戸)、他に店舗1区画。
敷地面積は1,312.90㎡、延床面積は1万1,625.07㎡。
構造・規模はRC造免震構造・地上21階建。
竣工時期は2020年12月中旬予定。