【ニュース】 日本百名山の一つ「伊吹山」の高山植物が見頃に、米原駅より登山バス運行、現地ではボランティアガイドも 滋賀県米原市

2018.07.30
滋賀県と米原市は、日本百名山の一つ「伊吹山」の高山植物が8月に見頃を迎えると発表した。

滋賀県最高峰の伊吹山(標高1,377m)は、約1,300種の高山植物をはじめ薬草・野鳥・昆虫の宝庫。
山頂からは、高山植物のお花畑とともに、眼下に広がる琵琶湖、その背後に広がる比良山系の大パノラマを眺望できる。

現地では、高山植物のボランティアガイドが8月5日まで対応、新幹線停車駅「米原」駅から山頂まで直行する登山バスも運行されており、だれでも楽しめるという。

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山麓から山頂までは片道約3時間半。
山道も整っており、山頂では伊吹山に残る伝説に由来する日本武尊(やまとたけるのみこと)の像が出迎える。

見頃を迎える高山植物は、シモツケソウ(下野草)、キンバイソウ(金梅草)、ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)、イブキフウロ(伊吹風露)、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)など。

ボランティアガイド「伊吹山もりびとの会」では、伊吹山頂のお花のガイドを無料実施中。
期間中は、伊吹山にいる緑の腕章を付けた会員に声をかけるとガイドしてくれるという。
実施日は7月22日~8月5日。

なお、8月31日までは、JR「米原」駅西口と伊吹山山頂を結ぶ登山バスが1日1便、期間限定で運行される(近江鉄道バス参照)。

その他、8月4日には夏の奥伊吹スキー場を貸切って開催される里おこしイベント「伊吹の天窓2018」も開催予定。