2018.05.28
新富良野プリンスホテル（北海道富良野市、西藤誠総支配人）は5月28日、同ホテル敷地内に作家・倉本聰氏が監修したレストラン「ル・ゴロワ フラノ」を開業する。

「ル・ゴロワ　フラノ」は、倉本聰氏が唱える「創」の思想に基づいて創設するレストラン。
「創」の思想とは、現代の文明社会に忘れられた「自らの知恵で生み出すことの面白さ、愉しさ」のこと。
同レストランでは、「食材を育む人」「調理する人」「提供する人」「味わう人」が直接つながることで、ただ食べるだけではない面白さや愉しさを感じることができるとしている。

同レストランでは、倉本聰氏が店舗デザインおよびメニューの監修、店舗の命名、ロゴデザインを行った。
料理を手掛けるのは、「北海道 食のサポーター」であり、東京・表参道で北海道食材にこだわったレストランとして名をはせた「ル ゴロワ」のシェフ大塚健一氏。
大塚シェフは、富良野へ移住し、倉本聰氏監修のもと、生産者への敬意を重んじたメニューを考案している。

新富良野プリンスホテルは1988年に開業。
富良野は、ドラマ「北の国から」に代表される倉本聰氏の作品により、国内外に広く認知された観光地で、プリンスホテルではこれまで、「ニングルテラス」や「Soh’s BAR」「珈琲 森の時計」「風のガーデン」など、倉本聰氏の「創」の思想に基づく施設を創ることで富良野の発展に寄与してきた。
今回倉本聰氏の理想とする新たなレストランを設けることで、「創」の思想を体感できるエリアとして更なる訴求を目指す。

「ル・ゴロワ フラノ」の場所は新富良野プリンスホテル敷地内、同ホテルより徒歩3分。
建物は地上1階建て、店舗面積は142㎡。
席数は35席（ホール17席、個室14席、カウンター4席）。
営業時間はランチが正午～14時30分（ラストオーダー13時30分）、ディナーが17時30分～21時30分（ラストオーダー20時30分）、共に予約制。
定休日は毎週月・火曜（季節により定休日に営業し、振替休日がある場合あり）。

新富良野プリンスホテルの所在地は北海道富良野市中御料、交通はJR「富良野」駅よりタクシーで10分、旭川空港からホテルまで路線バスあり（終点同ホテル）。

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