【ニュース】 大和ライフネクスト、相模女子大学との産学連携プロジェクト、コミュニティ型賃貸住宅「L-commu+PLUS 相模大野」で6月中旬リノベーション工事開始予定 神奈川県相模原市
2018.05.28
大和ハウスグループの大和ライフネクスト株式会社(東京都港区、石﨑順子社長)は、相模女子大学(相模原市南区、谷崎昭男理事長)学芸学部生活デザイン学科との産学連携により、今年1月29日より進めているコミュニティ型賃貸住宅「L-commu+PLUS(エルコミュプラス)相模大野」(相模原市南区)の企画・設計・賃貸・運営プロジェクトで、6月中旬より学生の提案を踏まえたリノベーション工事を開始する(予定)。
昨今、防災・防犯・子育て等の面から、分譲マンションにおけるコミュニティ形成への意識が高まっている一方で、賃貸マンションでは住民の入れ替わりが比較的多く、コミュニティが形成されづらい構造になっているという。
同社は集会室を持つ元社宅を2017年12月に購入し、この集会室を活用し、居住者間だけでなく地域住民と交流を生み出すことのできるコミュニティ型賃貸住宅「L-commu+PLUS 相模大野」としてリニューアル。
このコンセプト実現のため、同物件の近隣に立地する同大学学芸学部生活デザイン学科との産学連携プロジェクトを立ち上げ、同学科の学生より集会室の設計や住民・地域交流型イベント等の提案を受けることにした。
学生ならではのフレッシュな、現状にとらわれない新しい発想を活かし、同物件のコミュニティ形成促進やバリューアップにつなげていくとしている。
同物件のうち、一部住戸(7戸)と集会室を除き、先行してリニューアルが完了した30戸は、既に2018年3月より入居開始済。
4月5日には、学生より集会室について各種提案を受けており、これを踏まえた工事を6月中旬開始予定。
また残る住戸のうち2戸は、学生自身の手によるリフォームの上、9月より入居開始予定としている。
同社では、今後も産学連携プロジェクトに積極的に取り組み、知の集積を活かすことで、賃貸マンションにおけるコミュニティ形成へ寄与するとしている。
「L-commu+PLUS 相模大野」の所在地は相模原市南区相模大野8-12-1、交通は小田急線「相模大野」駅より徒歩6分。
建物はRC造・4階建、37室、3LDK(87.28㎡)
1996年3月竣工、2018年3月外壁・外構リニューアル済。