【ニュース】 東京農業大学生物産業学部、学生が畑の開墾から加工まで一貫して取り組んだ「学生ビール」を網走市内限定で販売 北海道網走市

2018.05.22
東京農業大学生物産業学部(北海道網走市、吉田穂積学部長)は、食香粧化学科の学生が畑の開墾から、麦の栽培、収穫、ビールへの加工に一貫して取り組んで醸造したビール「学生ビール」を、網走市内限定で道の駅や飲食店、ホテルで5月28日より販売する。
あわせて、網走での販売に先駆け、「食と農」の博物館(東京都世田谷区)で5月26日より特別販売を実施する予定。

なお同大学の北海道オホーツクキャンパスは、大学では初めてビールの試験醸造免許を取得している。

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東京農大生物産業学部食香粧化学科では、食品製造の際の原料と製品品質の関係を学生に体感させる目的で、2016年より、地域住民から土地と重機の提供を受け、畑の開墾から、麦の栽培(パン小麦、ビール麦)、加工(パン製造やビール醸造)、販売までを行うという、六次産業化スモールビジネス体験プロジェクト「地域が先生プロジェクト」を推進してきた。

同プロジェクトでは2018年3月、網走ビール株式会社の協力を得て、学生が収穫した麦から学生がビール900Lを醸造、このほど「学生ビール」として完成したという。
「学生ビール」は、網走市に設置された東京農大網走寒冷地農場で栽培されたホップを使用、オール網走産の珍しいビールとなっている。

「学生ビール」の価格は514円(330ml、税込み)。
販売本数は1,500本。
販売場所は網走市内の道の駅・飲食店・ホテル(網走セントラルホテル、居酒屋新栄丸)他。