2017.12.27
株式会社近鉄・都ホテルズ（大阪市天王寺区、二村隆社長）は、同社が運営する四日市都ホテル（三重県四日市市）1階レストラン「パークサイドカフェ」の朝食ブッフェで、ハラール認証（イスラーム法適正の証明書）を取得した「ムスリム・フレンドリー」メニューの提供を2018年1月1日より開始する。

同社では、訪日外国人客の受け入れを強化するため、様々な施策を進めてきた。
ブッフェレストランのメニュー表記での多言語表記に加え、使用食材を図案化したピクトグラム表示を採用、宗教上の禁止食材などを簡単に見分けることができるよう配慮している。
また一部ホテルでは、マッカ（メッカ）の方向を示すキブラコンパスや、お祈りマットの貸出しも行っているという。


同ホテルでは、「ムスリム・フレンドリー」メニューの提供開始にあたり、京都ハラール評議会所管の「ムスリム・フレンドリー」のメニュー認証を取得。
調理プロセスを厳格に分けるため、専用の厨房スペースで調理する。

朝食会場では、ブッフェの一角にハラールコーナーを設置し、ムスリムの宿泊客向けに使い捨ての皿・カップ・カトラリーを用意。
ハラール認証を取得したメニューは14種類で、3日前までの予約制により、14種類中6品を提供する。

利用料金は朝食ブッフェ大人1人1,800円、小学生900円、幼児
600円（いずれも消費税・サービス料込）。

四日市都ホテルの所在地は三重県四日市市安島1-3-38、交通は近鉄線「近鉄四日市」駅北出口より徒歩3分。

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四日市都ホテル