【ニュース】 楽天LIFULL STAY、Booking.com B.V.と民泊事業で業務提携、訪日旅行者へ民泊物件を提供 東京都千代田区

2017.12.12
楽天グループで民泊事業を手掛ける楽天LIFULL STAY株式会社(東京都千代田区、太田宗克代表)と世界最大のオンライン宿泊予約サイトを運営する Booking.com B.V.(オランダ・アムステルダム、ギリアン・タンズ代表)は12月11日、民泊事業で業務提携について合意した。
合わせて、Booking.com B.V.は、今回の提携により、日本法人のブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(東京都港区、アダム・ブラウンステイン代表)を通じ、日本の民泊市場へ本格参入する。

今回の提携により、楽天LIFULL STAYは、今後開設予定の民泊サイト「Vacation STAY」(仮称)に掲載する国内民泊施設を宿泊予約サイトのブッキング・ドットコムに供給。
これにより、国内外で数億人を超えるブッキング・ドットコムのユーザーは、日本のホテルや旅館・ビジネスホテル・ホステルだけでなく、より多くの民泊施設も選択肢の一つとして、同社サービスサイト上で比較検討し、選ぶことが可能となる。
両社は、世界中の訪日旅行者に向け共同でマーケティングを行い、宿泊の選択肢の一つとして民泊を提供することで、日本での民泊市場全体の拡大を目指す。

ブッキング・ドットコムは、1996年にオランダ・アムステルダムで創立された世界最大のオンライン宿泊サイト。
現在は世界70カ国でサービスを展開しており、229の国と地域、 12万以上の目的地にある150万軒以上の宿泊施設の予約が43カ国語で可能となっている。
通常のホテルや旅館、アパートメントや5つ星のラグジュアリーリゾート、ツリーハウスやイグルーに至るまで、世界各地の多種多様な宿泊施設をユーザーに提供しているという。

一方、楽天LIFULL STAYは、住宅宿泊事業法施行後のサービス開始に備え、現在国内における民泊物件の開拓に取り組んでいる。
また、海外のユーザーに効率的に国内登録物件の情報を提供するため、ブッキング・ドットコムをはじめとした各国・地域でオンライン宿泊予約サービスを提供する企業とのパートナー戦略を積極的に進めているという。

楽天LIFULL STAYとブッキング・ドットコムは今後、世界中の訪日旅行者に向け、民泊という宿泊スタイルを積極的に提案し、多様な宿泊ニーズに応えるサービスを提供していくとしている。