【ニュース】 東急不動産など3者、北海道釧路町に国内最大級の蓄電池併設型メガソーラー発電所を建設、2019年度より発電事業を開始予定 北海道釧路町

2017.09.06
東急不動産株式会社(東京都港区、大隈郁仁社長)・三菱UFJリース株式会社(東京都千代田区、柳井隆博社長)・日本グリーン電力開発株式会社(東京都千代田区、君塚元代表)の3社は、北海道釧路町に大規模太陽光発電所「(仮称)すずらん釧路町太陽光発電所」を建設、発電事業を開始する。
三菱東京UFJ銀行をアレンジャーとするシンジケートローンにより事業資金を調達し、2017年7月に着工、2019年度中の運転開始を目指す。

同発電所は、釧路町の約163.2万㎡の遊休地を活用し、出力規模が約92MW、年間予想発電量が一般家庭約2万1,300世帯分の年間電力消費量に相当する、年間約1億550万kWhの発電を行うメガソーラー発電所。
3者が共同出資するSPCが事業主体となり、東急不動産完全子会社の東急不動産キャピタル・マネジメント株式会社がアセット・マネジメント業務、三菱UFJリース完全子会社のMULエナジーインベストメント株式会社がフィナンシャルアドバイザリー業務をそれぞれ受託する。

同発電所では、北海道電力株式会社が2015年4月に公表した「太陽光発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」基づき、蓄電容量約2万5,320kWh(約25MWh)の大容量リチウムイオン電池を完備。
蓄電池併設型の太陽光発電所としては出力規模が国内最大級の発電所となる。
また、無制限・無補償の出力抑制の対象となる太陽光発電事業へのプロジェクトファイナンス組成案件としても、国内最大規模となる。

「(仮称)すずらん釧路町太陽光発電所」の所在地は北海道釧路郡釧路町字トリトウシ原野74-10他。
敷地面積は約163.2万㎡(約163ha)。
出力規模(太陽電池容量)は約9万2,264kW(約92MW)。
蓄電容量は約2万5,320kWh(約25MWh)。
年間予想発電量(初年度)は年間約1億550万kWh(約10万5,518MWh)、一般家庭約2万1,300世帯分の年間電力消費量に相当(1世帯当たり年間4,936kWh、太陽光発電協会表示ガイドライン2016年度より)。
運転開始は2019年度(予定)。